『なんか斜度がきつくなってきたような・・・・、いや、気のせい気のせい』
とにかくすべて口に出す、そして気のせいにする(笑)
お二人と一緒になってから、今まで我慢していた分、爆発したかのように喋りまくった(笑)
自分でも『一人で黙々と・・・』がよっぽど辛かったんだろ、と痛感したわさ(//∇//)
5km(新五合目までの距離、実際にはもうちょっとあるのだが)1:51
そろそろ2000M地点CPの出てくる頃ではないかね??
ハマちゃんがグーグルマップで見るとほどない。次曲がったらくるんちゃう??
なんて、マップでは次の大きなカーブ曲がったらすぐなのに、実際には長かったのだが、
それもポジティブトークで乗り切る。
来たよ来たよ~2000mCP 43.8k地点1:51
よーーーし、あと5kmちょい。
見上げると満天の星。流れ星も。
そして赤いお月様、幻想的だったよ。
ウエちゃん、ハマちゃん、ここで初めて写真を撮らせてもらった。
こんなに喋っているけれど、暗いし、並走だし、まだお顔見てないし。
で、こんなレースはいつ離れてもう会えなくなるかもしれない。
ペースが合うときは一緒でいいけれど、合わなくなったら各自で行くしかないのだ。
でないと潰れる。
最初から最後まで行動を共にする覚悟で出ているならそれもよし、でもそうでないと共倒れになってしまうから。
いいペースで進んでいた。距離表示は100mごとにあるのだが、ほら一つ、また一つ、と面白いように進んでいった。
もちろん走りません。いえいえ、走れません。ただひたすら歩く。早歩き。
ちょっと調子に乗りすぎたかな。(後で感じたが、五合目以降がかなりきつくなったのはオーバーペースだったのかも)
ウエちゃんは少しペースダウンすると離れ、ハマちゃんと五合目を目指し
あと2km
2300m ああ、あと標高100mだ。ここからは斜度が緩くなったのか
距離は長く感じた。
『まだか??長くね??気のせい気のせい、もうこんなに進んでるよ。』
あと1km~!!
0.0km!!しかし、0kmになっても山岳センター(?)までもう少しある。
なんで0kmなのにまだあるんや~、心の叫び、いや口に出した、文句いった(^^;)
新五合目CP 49.2km地点 3:09
実際はどこの事かはわからなかったが、とりあえず登り切った所のタイムをとった。
その後、ほどなくウエちゃんも後ろにいたヤマちゃんと合流して登ってきた。
下界が見える。
あそこが海か。
あそこから登ってきたんだ。すごい。
そして防寒して今度は登山だ。
ウエ、ハマ、ヤマちゃんとさぁ行くぜ!!
階段上った2400m 3:28
しっかし、この階段を登る脚の重い事重い事、先が思いやられるのだが・・・
『気のせい、気のせい・・・』(ちょっと気弱な・・・(^^;))
新六合目 3:44
本当に脚が重たい。これ・・・ヤバくね??
さっきまでのポジティブトークが出なくなった・・・
そしてウエちゃん、調子悪い??ちょっと休憩して様子見るからと。うんうん、マイペースで行こう。
先へ進む。
団体さんがいて渋滞がちだったが、右行きますと越えていく。
かなりしんどかったのだが、団体さんの後ろでは進めなさすぎる。
で、登ると暑い。
耐えがたくなって、すぐに脱いだレインウエア。
結局レッグウォーマーとアームウォーマだけでちょうどよかった。
しばらくは3人で進んでいたのだが、かなりしんどい。ロードがオーバーペースだったか、
でもまぁ50kmも走ったらしんどいのは当たり前だよな。
3000m 5:00
なんとかここまで来た。
そしてご来光。稜線からひょっこり出てきた太陽。
ヤマちゃんより
この辺が一緒に登った最後だったか。
次第に離れ、それぞれで山頂を目指す。
3250m 表口八合目 5:38
初めて上った時は天候悪化でここで断念したのではなかったかなぁなんて思い出す。
高度障害とまではいかないのだろうが、バランスを崩して与太ること多し。
息はあがり、心臓はかなりバクバク。
山頂は見えるのに遠い。いつでも遠い遠い山頂。
本当に3歩、行っても5歩進んでは停まって息を整えなければ進めないのだ。
何度も見上げる山頂。
そんなにいじめないでよ・・・登山の人より遅いペースだ。
私、たどり着けるのか。いや、もちろん時間かかってもたどり着いて、五合目までは降りるのだけど。
そうでないと帰れないものね。
わかっちゃいるけど、進めない。苦しかった。辛かった。
5:59
9合目か 6:17
9合5勺 6:38
耐えて耐えて、一歩一歩。
やっと山頂の鳥居か 7:11
山頂到着 7:12
さらに進むと山頂お迎え隊の方々がエイドをして待っていてくれた。
温かいコーンスープを頂く。
美味しかった~。やっとたどり着いた~。
日もあがり気温も上がったので、レッグ&アームウォーマを外して涼しく装備変更。
しかし、ここからまだ剣が峰へ行かねばならぬ。
0mの砂を巻きに行くのだ。
7:32 剣が峰(下)3776m地点(よりちょっと下だけど)
すべる激登りを登っていったのだが、碑の所へはものすごい列。
写真を撮る人の行列だったそうなので、横を登ればよかったらしいのだけど、(後で知った)
これはあきらめて、そこで砂を巻いた。
ここで一緒になった方々と。
私は宝永山周りで下山。
降り口わかるかちょっと心配だったけれど、ルートは調べて入れてきたし、なんとかなるだろう。
御殿場口 ここだな。7:48
さあ行こう。
あんなにしんどかったけれど、なんとか下りは降りられるものだな。
それでも疲れているし、飛ばさないように。捻ったり怪我しないように慎重にね。
それに宝永山への分岐が心配で、何度も停まってスマホに入れてきた地図を確認した。
大砂走り
よし、ここだな。ここで宝永山へ行けばよいはず。
壮大な風景だ。
そして富士宮口へ。大丈夫、あっている。
しかし、ここからは薄い登りがあり、今まで重力のままに脚を下すだけで進めたのだが、気温も高くなり暑いし、きつかった・・・
かなりヨレヨレになり六合目に着き、小屋で水を買う。
この時にアブに刺されたし(;'∀')
ポイズンも持っていたが、そんな余裕もなくトイレを済ませ、すぐに進む。
そしてなんとか着いたよ新五合目、戻ってきた。
ああ、死にかけ・・・
9:37
で、むちゃくちゃに押し込んでいたザックの中身の整理をして、ワラーチに履き替える。
10数分くらいかかったかな。
さぁ行くかと先を見ると・・・
ハマちゃんがいた~っ。再会。
ハマちゃんは登った道で降りてきたそうな。
また会えるなんて縁だねww
ここからはまた一緒にゴールを目指すこととなる。
2015奇跡の完走♪
やっぱり簡単には登らせてくれないんだね、富士山。私には本当に遠い山頂なのです
と思ってもらえたら
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