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『がるるまきの本日は修行?』
ばっくれ主婦アスリート。そこいらの主婦がどこまでできるか?
アホな日常から修行まで。

『第22回 ハセツネCUP 日本山岳耐久レース』 CP1~CP2

2014-10-18 | ハセツネ
4時間21分・・・

かなり飛ばしたつもりだったけれど、やはりこのタイム。
スタートは遅れをとったものの、入山峠も渋滞なかったし、割といいペースのつもりだったけれど。
かなりがっくりきた。

そして身体はかなり消耗しているのを感じた。

でも去年も一昨年もこの浅間までが勝負と思っているから、消耗しているんだ。
この状態で三頭山は登れるのだろうかと不安だが
去年もそう思って登れたから大丈夫と言い聞かせる。

すっかり暗くなってライトをつけての走行。
ここからは単調なひたすら忍耐の道。

ずっと人が切れることはなかった。

前に離れないように着いていく。
登りは早歩き、平坦下りは小走りな感じ。

基本、三頭山までは登り基調だけれど。


笛吹峠 18:27

なんだかいつもより着いていくのも必死で、写真を撮る気が起こらない。
余裕のなさを感じた。

道は足元を覆う笹がいっぱい。笹尾根だもんね。その名の通り。
UTKKでも通った。数馬までひたすら忍耐の道。

登り切って開けた場所、ベンチもある。数馬だ。


数馬峠 18;47

ここから数馬の湯に降りてしまえばどんなに楽なんだろ。
なんて考えながら、毛頭そんな気はなし。めざすは三頭山。
いや、正確には手前の大沢山を登り切るだけ。(そこから三頭山はほどない)



ここからか?大沢山への取りつきは。

そんなことを考えながらブツブツ歩いていたら
「マキさんですね」(だったかな)と声をかけてもらった。
どこでお会いした方だっけと思ったら
「はじめまして。ブログ見ています」とw

わーい、嬉しい~。
ブログを見てくれている方が声をかけてくださったのだ。

それからしばらくお話をしながら進んだ。


お名前を聞くとシンさん。(左の方)

去年はUTMFに出て今年は抽選に外れて水か塚でボランティアだったそう。
そんな話や去年のハセツネなお話や。

登りで息は苦しいのだが気は紛れた。

そしてお住まいが葛飾区(だったかな)だそうで山まで遠いなんて話していたら
前を歩いている人も近くだったようで話に花が咲いたよw

その前の方にはお名前を聴きそびれたけれど、2月にロードバイクを買って自転車を始めて
トライアスロンに出た。(渡良瀬)
そしてそのショート完走の実績で出られるロング、エントリーが間に合うものが洞爺湖しかなかったので
洞爺湖に出た。そして完走。

と実に刺激的なお話でした。

そんなで大沢山への登りはとてもきつかったのだけど、
お話しながらだったので、しんどいながらも楽しくがんばって登れた。

やはり浅間までの状態では、とてもこの登りは無理だと思うのだが登れるものですよね。
シンさんありがとう。
このあたりから雨が降ってきた。え??雨???


取りつきから35分くらいで35km地点、ここから大沢山ピークはほどない。(8分~10分くらい)

19:46 35km地点

ほどなく大沢山を越え、すぐに下って下り切ると三頭山避難小屋。

私はココでおトイレと荷物の入れ替えをするので、シンさんとはサヨナラ~。がんばだ。

ボランティアスタッフさんが「トイレもありますよ~。」
うっ、そんなに声を大にして言わなくても(・_・;)

あっという間に並んでしまった(+_+)
でもココで行っておかないと、次は大ダワまで行かないから(私のトイレ場所は決まっているのよ(≧▽≦))

数分並んでおトイレを済ませ、座ってザックを下す。
ゴミ入れのゴミをザックの後ろに移し、ザックのボトルを前のボトルに移す。


雨も結構な降りになってきた。
台風が早まった?
もうここからずっと雨か?と懸念する。
いつもならそのまま行くが、台風の影響での雨ならまずいと雨合羽の上を着る。(上しか持っていないし)
そして脚はカーフの位置まで折り曲げていたレッグカバーを腿まで引き上げた。

ずいぶん冷え込んでいたので、暖かくなってよかった。

そして三頭山への登り。
階段は足が上がらないが、踏みしめるようにゆっくりゆっくり登った。


三頭山 20:16

いつもなら第2関門に○時に着きたい、がんばらねば。と思うのだが
今回はそんなことは考えられなかった。ずっと最初から辛かったので
ただ進むだけ。もちろんがんばるのだが、目標タイムとかはない。がんばってゴールを目指すだけ。

ここからはどんなんだっけ。
鞘口峠に向けての下り。

そうだ、一昨年は大転倒したな。テクニカルな下り。雨で余計に難しくなっているね。
気を付けなければ。怪我だけはしないようにしないと。

しばらく下ると騒々しい。
どうやら前の走者が滑落して怪我した模様。スタッフさんが滑りますからと声をかけてくださっている。
より気を付けてゆっくり下りました。

前から救急隊が担架を担いで上がってきていた。
タイヘンだ。本当に気を付けなければ。


下り切って40km地点 21:12
月夜見山へ向かう。

登りであまりにも暑くなり雨合羽を脱ぐ。雨もやんだみたいだ。
一時的な雨だったようだ、助かった。

第2CPまであと2kmなんだけど、その2kmはとても長く感じた。
割と細い巻き道で勾配を上げていく。左側はごっそり落ちている巻き道でとても歩きにくい。
嫌いだ、ココ。

我慢して我慢して我慢して、右手に大きな一枚岩が出てきたら間もなく月夜見山だっけか。


2回ほど道路に出る。もう少しもう少し。


月夜見山 21:28

ここまでも流れに乗って進んでいたが、登りになると後ろの人を数回避けた。
もうだいぶ登れなくなってきていた。

不安がよぎる。これからまだ御前山があるのに・・・
ただ辞める気はない。ならば行くしかない。



ああ、二度目の道路に出て進むと第2関門が見えてきた。
この道、星がきれいなんだけど、今日は見えないな・・・


第2関門 21:37
遅いな、遅い。でも仕方ない、精一杯だもの。

今年は涼しいね。水も400ほど残っていた。
なので補給も1.1ほど。

去年にしっかり休むと回復するよとぴよちゃんが教えてくれたので、ちょっと休もうと思ってブルーシートに座った。
で、荷物の整理をして、ゆっくりしようと思ったが
やっぱり冷えるし落ち着かなくて、すぐに進み出した。

立ち上がって次へ。

階段を降りて行く。もう身体もガタガタだった・・・




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