浅間峠を進む。
雨は降り続き、私のゾーンでは1000人以上が通過して荒れてドロドロだ。
でも割と私は平気だったのよね。
登りはしっかりシューズの面で地面に設置、体重をじっくり前に移動していくと割と滑らない。下りは勢いに乗って滑りながら小刻みに運んでいく。
調子よかったよ、「私は悪路好き~♪」なんて鼻歌歌いながら進んでいたもの。下りはね(^^ゞ
でも登りになると、ゼーハーゼーハー激しいので
おとなしく我慢して歩くだけ。
11期 I君現る!!わぉ、単調な所で刺激的だった。嬉しいね!(^^)!
写真を撮ってちょっと一緒に進んだが、先に行ってもらった。
コースは単調な登り基調で日原峠、笛吹峠、西原峠と進み
西原を過ぎたあたりから、三頭山への登りが始まる。
でも核心の登りは大沢山への登りで、西原過ぎてからのとりつきから(以前で約40分、今なら55分くらいか?)急登をクリアしたら35km地点が出て大沢山、その後少し下って避難小屋、そして階段上って三頭山なのだ。
日原峠24.7km 19:25通過
そして次は笛吹へ。土俵岳、丸岳を巻道で越えていく。
いつもはこの巻道、細いからあまり快適ではないけれど、斜度が高いわけでもなくサッサっと稼げる所。
ところが今回はその細い巻道が粘土質でドロドロになり、滑るは
谷側に落ちそうになるわで大苦戦。楽に進めるはずがすごい緊張感をもって進む。本当、一本橋のようだった(;´Д`)
そんなルートを越えて、やっと笛吹峠 20:29
まだ笛吹か…西原まであと4kmか。いつもならそんな遠くもないんだけど
この泥道は…ふぅ~
西原へ。ルートも同じような巻道と登りと下りを繰り返す。
まっすぐ登る登りも下りもせいぜい滑って尻もち着くか程度だからいいんだけど、巻道は谷側に滑落しちゃうからコワイのだよ。
そんな西原への巻道で快適だった私の新しいライト、
レッドレンザーが点滅して消えた。へ??と思ってハンディも照らしていたんで後ろの誰かの点滅だろうと気にしなかったら自分だ。
で、点ける。
するとまたしばらくして点滅して消える…
やばい予感。
危ないところなので、もうヘッデンはなしでハンディで進み
西原で電池を替えよう。
リタイヤポイントには11期北ジュンがいるはずだが
都民の森にはダイマリちゃんがいるはず。
でも
リタイヤポイントには行けない。がんばるからねっ!!
西原峠 21:44
ここで電池交換。ところが、昨日到着したライト。
一応電池交換も確認したんだが、スムーズには行かず、一度入れたら点かない(~_~;)
向きはあっているし、もう一度やり直すが、ザーザーの雨の中、締める手も滑るし焦るしうまくいかない。ここから予備のヘッデンでは心もとないよな…
だいたいヘッデンの電池替えるのは真っ暗になってしまうので、明るいところでないととてもやりにくいのよ。
だいぶ手間取ったが、電池交換完了、ライト復活。よかった。
たぶん電池が悪いんだ。(自転車のultrafireで使用した時もおかしくなったんだった)
ちょっと焦ったが、無事復活。ほっ。
そして核心の登りへ。
本当につらい。登りになると途端に息が上がる。脚に来ているわけでもないのに、やっぱ貧血の症状なのか?三歩進んでは木に寄りかかり、息を整える。
その繰り返しでようやく登る。
35km地点を越えて、大沢山ピーク 22:5
西原から実に1時間15分もかかっている。もうクラクラするし。
一度下って避難小屋。
ここで私はおトイレ。おトイレして、そのまま避難小屋へ。
装備の入れ替えだ。
すると避難小屋はまるで野戦病院のようだった。
靴を脱いで上がる所は所狭しと選手が横たわっているし、私は地面に座り、レインの下を着たり、ザックのボトルを出したり。長袖を一枚着たり、レイングローブ出したり、ズボンを履くのにシューズを脱ぐのが大変。ゲーターもしているもんで、ゴムを外すのに手も泥まみれ。
その手でレインを脱いだりするもので全身泥だらけになった。
そんな中で、11期の熊ちゃんがスタートするところ。
目をしっかり合わせて、頑張ろう。私たちはfinishしかないからね。
T橋さんとも会った。ずっと前後しているようで所々で出会う。行くよ!!
リスタート。
階段上って三頭山だ。 23:38
嬉しくて、腕突き上げて喜んだ。やったーー!!
まだまだ元気元気。登っているときはクラクラふらふらなんだけど('◇')ゞ
さぁここまで来たら、次は第二関門が見えてくるね。
ただひたすら進むだけ。ミキさん由美ちゃん二人と走っているんだもん。ふらふらでもクラクラでもやめる気なんてこれっぽっちもない。
三頭山からの下りは雨でなくてもトリッキーなのだが、
いやいや、さっきの巻道より全然マシよ。楽しみながら声出して
うひょっ、よっと、あららと下った。
ライトは点いているし、一枚着て寒さも凌げたし、何も苦痛はない。
水もあるし、ちょっとは気持ち悪いがなんのその、気のせい気のせい。
魔法の言葉『気のせい、気のせい』
この月夜見へむかう登り返しも大沢山のように長くはないのだが
結構厳しいのだけど、短いとなんとか頑張れる。
貧血のせいではないのか、単に気持ちの問題か。
そんなんどうでもいいや、とにかく月夜見へ。
ボラで11期の舞ちゃんいるかな~?会えるかな~。わくわく。
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