そして「十石峠」へ。
速度の遅い私は補給を済ませたらさっさとでます。
休んでいる時間はありません。
さっさと出たら反対方向に進んで行ってしまった。あきくんが違うよ~と声をかけてくれた本当にまぬけです
そして標識通りに右折して登っていきます。
最初は緩やかな道。この位のわけないよな18km・・・。
10km登ったくらいからか(?)だんだんきつくなる。
真っ暗。道も細くクネクネ。しかも私のライト、2灯が右側は消えてしまう。
1灯では闇を照らせないしかも急勾配の細いところで後ろから車が来て、足を着いてしまった・・・
今までどんな峠も足だけは着いたことなかったのに・・・(て言うほど経験ないけれどね)
その途端、ココロが弱ってしまった。こんな勾配でクリートもはめられない・・・
しばらく歩いた。
後ろから来た人も照らしてくれ、しばらくつきあってくれたが、やっと乗ってもすぐ足をついてしまう。追い打ちをかけるように大粒の雨。
もうダメ・・・乗れない・・・
歩いて頂上に着いた・・・
そこで防寒の合羽を着て下った。本当に真っ暗で先が見えない。
道もクネクネ、雨のおかげで乱反射して余計に見えない。
ものすごくゆっくり下った。
この先、まだまだ峠があるのに、私、登れるんだろうか・・・
不安も最大に膨れ上がっている。
次からの峠も歩いてしまったらもう二度と自転車で峠は登れないだろうと思った。
遅くてもなんとしても足をつかないで登らなければ。
歯をくいしばって闇で見えない頂上をココロで見て次の志賀坂峠を登った。
もう、クリートが外せないで倒れるか一か八か。
そのくらい弱っていたよ、私。でもいつも一か八かだけどね
でも登れたんだ。足を着かないで・・・
良かったそこから下った。必死だった。途中睡魔が襲ってきた。
標識も人が立っているように見える。
ガムを噛んでもおさまらない。もう、止まろうかと思ったが
最終PCまで行きたい。
なんとか走ってPC8埼玉横瀬店13:10着529km。
ここで着いた途端、自転車を立て懸け、倒れ込んだ。
自動ドアのそばに倒れ込みそうになり、そこは駄目だよともう少し隅の方によったらしい。20分ほど経って起きた。間に合わなくなる・・・
慌てて補給して、準備してスタート。
次にくる山伏峠をしっかり登ったら、まだ間に合うかも知れないと
自分にあきらめてはだめとはっぱをかける。
山伏峠を登り、次は小沢峠。短いけれどきつい・・・
おまけに走り屋の車がぶんぶん走っている。
車を行かせるために足を着いたものの登りきった。
必死だった。
まだ間に合うかも知れない。ならばあきらめないよ。
あきらめたら終わっちゃうけれど、あきらめなかったら可能性がある。
さらに梅がや峠の前にまるで峠のような道。
梅がや峠も越えた。武蔵五日市後40km。時間は4:30、間に合うかも。
ココからはもう高尾だと安心したら、はてしなく続く丘陵、アップダウン。
しかもその登りが壁のようにそびえ立っている
どれだけ苦しめばいいんだろうか・・・
とにかく登った。
そして走ってやっと平坦になりあと20km。時間は5:30。
もう、足が回らない。平地でもスピードが乗らない。
でもゴールには近づいている。「時間内完走」が見えてきた。
チコの分まで走ってるよ。そして帰れるんだ。
そう思うともう何度も走りながら涙がでてきちゃったよ。
そしていよいよ河原の水辺公園へ。6:40ゴール。
chicorin、atsuさんが駆け寄って迎えてくれた。
二人の姿を見たら、もう涙が止まらなかった
苦しかった・・・辛い辛い600kmでした。
またいろんな人の力を借りて走り、完走することができました。
端々でご一緒してくれたぴらーたさん、あきくん、お世話になりました。
yone&atsuさん、chicorin、寒いのにありがとうございました。
スタッフのF山さん、こんな過激なコースを・・・あっありがとうございました。
私にとって奇蹟の生還と言ってもいいくらいだと思います。
そしてまたもや家庭を投げ出し、子どもをほったらかし走らせてくれたパパに感謝します
速度の遅い私は補給を済ませたらさっさとでます。
休んでいる時間はありません。
さっさと出たら反対方向に進んで行ってしまった。あきくんが違うよ~と声をかけてくれた本当にまぬけです
そして標識通りに右折して登っていきます。
最初は緩やかな道。この位のわけないよな18km・・・。
10km登ったくらいからか(?)だんだんきつくなる。
真っ暗。道も細くクネクネ。しかも私のライト、2灯が右側は消えてしまう。
1灯では闇を照らせないしかも急勾配の細いところで後ろから車が来て、足を着いてしまった・・・
今までどんな峠も足だけは着いたことなかったのに・・・(て言うほど経験ないけれどね)
その途端、ココロが弱ってしまった。こんな勾配でクリートもはめられない・・・
しばらく歩いた。
後ろから来た人も照らしてくれ、しばらくつきあってくれたが、やっと乗ってもすぐ足をついてしまう。追い打ちをかけるように大粒の雨。
もうダメ・・・乗れない・・・
歩いて頂上に着いた・・・
そこで防寒の合羽を着て下った。本当に真っ暗で先が見えない。
道もクネクネ、雨のおかげで乱反射して余計に見えない。
ものすごくゆっくり下った。
この先、まだまだ峠があるのに、私、登れるんだろうか・・・
不安も最大に膨れ上がっている。
次からの峠も歩いてしまったらもう二度と自転車で峠は登れないだろうと思った。
遅くてもなんとしても足をつかないで登らなければ。
歯をくいしばって闇で見えない頂上をココロで見て次の志賀坂峠を登った。
もう、クリートが外せないで倒れるか一か八か。
そのくらい弱っていたよ、私。でもいつも一か八かだけどね
でも登れたんだ。足を着かないで・・・
良かったそこから下った。必死だった。途中睡魔が襲ってきた。
標識も人が立っているように見える。
ガムを噛んでもおさまらない。もう、止まろうかと思ったが
最終PCまで行きたい。
なんとか走ってPC8埼玉横瀬店13:10着529km。
ここで着いた途端、自転車を立て懸け、倒れ込んだ。
自動ドアのそばに倒れ込みそうになり、そこは駄目だよともう少し隅の方によったらしい。20分ほど経って起きた。間に合わなくなる・・・
慌てて補給して、準備してスタート。
次にくる山伏峠をしっかり登ったら、まだ間に合うかも知れないと
自分にあきらめてはだめとはっぱをかける。
山伏峠を登り、次は小沢峠。短いけれどきつい・・・
おまけに走り屋の車がぶんぶん走っている。
車を行かせるために足を着いたものの登りきった。
必死だった。
まだ間に合うかも知れない。ならばあきらめないよ。
あきらめたら終わっちゃうけれど、あきらめなかったら可能性がある。
さらに梅がや峠の前にまるで峠のような道。
梅がや峠も越えた。武蔵五日市後40km。時間は4:30、間に合うかも。
ココからはもう高尾だと安心したら、はてしなく続く丘陵、アップダウン。
しかもその登りが壁のようにそびえ立っている
どれだけ苦しめばいいんだろうか・・・
とにかく登った。
そして走ってやっと平坦になりあと20km。時間は5:30。
もう、足が回らない。平地でもスピードが乗らない。
でもゴールには近づいている。「時間内完走」が見えてきた。
チコの分まで走ってるよ。そして帰れるんだ。
そう思うともう何度も走りながら涙がでてきちゃったよ。
そしていよいよ河原の水辺公園へ。6:40ゴール。
chicorin、atsuさんが駆け寄って迎えてくれた。
二人の姿を見たら、もう涙が止まらなかった
苦しかった・・・辛い辛い600kmでした。
またいろんな人の力を借りて走り、完走することができました。
端々でご一緒してくれたぴらーたさん、あきくん、お世話になりました。
yone&atsuさん、chicorin、寒いのにありがとうございました。
スタッフのF山さん、こんな過激なコースを・・・あっありがとうございました。
私にとって奇蹟の生還と言ってもいいくらいだと思います。
そしてまたもや家庭を投げ出し、子どもをほったらかし走らせてくれたパパに感謝します
今までブルベのお出迎えした中で、今回の座間600は最高に感動しました。。。
超難関コースの完走おめでとうございます!
近畿は、泉佐野スタートですね。
200は来年の目標にいいかな~なんて思ってしまいました。
それ以上は、ちょっと。。。腰がひけます。
近畿の600って紀伊半島一周ですからね~
気が遠くなります。
しかし、それぞれのドラマがあって、それなりの充実感が、完走した人間でなければ、理解できない事だと思います。
今回、知り合いとか、マイミクさんは全員完走でしたが、完走できなかった人も、それなりの思いもあるでしょうし、又 きっとチャレンジされると思います。
完走できて良かったですが、 当分ナイトサファリは、ゴメンです。(笑)
唯 感動したのは。。。ご一緒に走られてゴールされた方。。。 健常者でも大変なのに。。。あまりにも凄すぎて、「お疲れ様でした」と言う言葉だけで、、、、、ちゃんと話が出来なかったです。(凄い悔やんでます)
あの人からも私は、又違うエネルギーを頂いたような。。。だからスポーツは、素晴らしいんです。
登りでとっても辛そうだったのに、最後はきっちりと時間内に完走されていて、本当にスゴイなと思いました。
ぴら~たさんもすごいですね。お二人にはかなり勇気をもらった気がします。
私も負けないように頑張ります~。
ヤスさん、近畿ブルベもいつかは行きたいです。オートバイで走った丹後半島を自転車で走りたいんだ。(前から言ってるね、私)
コースも毎年変わったりします。ぜひ走ってください。
inainaさん、トレランのビール??奥武蔵ウルトラのときのことかな。
登坂力のない私の完走は奇蹟に近いと思います。十石峠では歩いてしまったし。たくさんの人の力いっぱいもらって走りました。
苦しかったけれど、やっぱり楽しかった~。
そらみゝさん、わかった~BBSのそらみゝさんですね。アルプスルートおとさせてもらいました(^^ゞあの十石峠、本当に泣きが入りました。
一度歩いてからはココロが弱って漕げなくなってしまいました・・・照らしてくれてありがとう。またお会いできるのを楽しみにしています。
きつくても諦めなければゴールできるんですね。
本当におめでとうございました!
心が熱くなりました。
頑張りには敬服します。
まきちゃんがスタートしてから、何もできないけどがんばれがんばれってずっと念じてた。
だからゴールは本当にうれしくて抱き合って泣いちゃった。
こんなに感動したゴールははじめて。
まきちゃん、私の気持ちを連れて走ってくれてありがとう~。
はじめての出会いもヤビツでの再会も今回のことも、何か不思議なチカラがあるみたいって感じてる。縁っていうのかな。
まきちゃんと知り合えてよかったって心から思ってます
本当にありがとうございました。
またどこかのブルベでお会いしましょう。
って、ふつう、まだですね。
それより眠いかな?
僕はとにかく眠くて、眠くて。
次は眠れる600を走りたいです。(笑
それにしても、最後までがんばりましたよね。
あきらめないとは思ってましたけど。
やっぱり、あきらめずやりきるって、だいじですね。