BRM920座間600 その2

で、走り始めるとポツポツと雨
合羽を着ようか・・・でもやむかな。まだ登りだし・・・
しかし、なんとか登りきって下り始めてかなり降って来て、サムい。
ダメだ、朝霧高原は冷えるんだよ。合羽を着た。
あったかくていいなと思ったら、やんできて上井出。
次のＰＣまでは間がありすぎるので、このおなじみの上井出店で休憩。
しかもこれから本栖湖へもとす道を登って行くわけだし
で、コンビニ軒下で約30分座って仮眠。

起きて、もとす道を登っていきます。
もう、かなり時間がないのを自覚した。ここで頑張らないと次のPCではタイムアウト。
潰れてもいい、とにかく気合を入れて登ります。

青葉300で気持ち良く下ったこの道・・・
私は斜度が10％を超えると途端に時速4ｋｍになるので緩やかなところでなるべく速度をあげて帳尻を合わせようと頑張ります。
人が変わったように登った・・・つもり

しかし、ここから声も笑顔も消えました。悲壮感となんとしてもゴールまで辿り着くんだと言う気持ちだけ

やっと登り、あの青葉300で登ったもとす道を今度は下ります。
後にも先にも気持ち良かったのはここだけ。最高だったよ、この下り。
傾斜は比較的緩やかだし、カーブも適度。
でもそんな気持ちＥ～のは一瞬で終わり、今度はまた登り。こんなに登ったんだっけ
前後の人たちも「こんなに登るなら途中で下り終わってつないでほしいよ～」
と騒いでいたよ、4人組。

なんとか登り返してやっと下って小学校が見えてPC5山梨六郷店331ｋｍ10：49着。
PCcloseには間に合っているけれど、ここからの登りを考えると厳しい状況

気温も上がり、どんどん暑くなっておなじみの道R２０を目指します。
R20に出るまでは峠ではないが、じりじり登る、ずっと登る・・・

そして「まるのや」（なんと改装中駐車場なくなっちゃって来年の糸魚川どうするんだ）からR20へ。
ココでホッとしたらあきません、ここからが本番
さらに登りのR20。そういや「糸」でも富士見峠よりそこまでの登りが辛いくらい堪えるんだったな・・・R20。

とにかく遅いけれど、前に進むだけ。
やっと下蔦木の交差点。ここからR20を離れて小淵沢へ向かいます。
信号から見えている道。ずっと登っている陸橋のような道。
あれを行くのか・・・
登り始めると、突然死しそうな（あきくんが言ってた）勾配の坂が果てしなく続きます。
もう伊豆の辛さは十里木で忘れたけれど、十里木の辛さもぶっ飛びました
あんなもんじゃない。
しかもすごい車の量。その車の横をヨレヨレ登るわけです。本当に辛かった。
ペダルは停まりかけ、でも登らないと終わらない。

前のPCから約4時間位登り続けてPC6小淵沢店386ｋｍ14：51着。
もう、ココロもカラダもぼろぼろ。でもチコの分まで走ると約束したから
あきらめないよ

辛くなったら読んでねとお姉ちゃんからの手紙。
頑張るんだ

カラダはぐったり、ここで仮眠しよう。
ちょうどお店の横っちょにいい空間。補給を済ませ、地面で30分横になった。
日が当たって暖かくてずいぶん休まり、また走れそうな気がした。
身支度して出発。

しかしここからもまだまだ直登の突然死しそうな坂が続く・・・
標識に10％、「長い坂が続く」・・・・・・・・
もうずっと前から口も回らないけれど、足も停まりかけ・・・
その長い坂も1時間くらいかかって（だっけな？）ちょっと緩くなり、アップダウンになった。
もう死にそうだったところ前に行く車が前で少し沈んだんだ。
あ、少し緩くなるんだ・・・それがわかり、あそこまで行けばなんとかなるって。
今までの登りに比べると楽に感じて、美し森を通過。
ココからはダウンもあるから少し回復もできる。

R141に入り、下り基調。とにかくスピードを乗せて走るだけ。
登れない私はダウンで稼ぐしかないんだ。
52ｋｍを4時間かかってPC7八千穂店438ｋｍ、18：42到着。

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