「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

外苑の不適切な貼り紙(2)

2025年03月09日 11時46分10秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 先日紹介しました、神宮外苑工事現場の貼り紙について。

 
 「本人を特定できる写真や動画を(中略)公開することは(中略)肖像権等の侵害に該当するおそれ」ということですが、
 もし事業者らが作業員のプライバシーを心配しているのなら、「本人が特定できないよう、画像を加工するなどのご配慮をお願いいたします。」などと書けばいいのではないかと思いました。
 
 そうせずに公開自体に圧力をかけるのは、肖像権の侵害よりも、画像の投稿という「表現の自由の侵害」になってはいないでしょうか。
 
 事業者らはそれに思いが致らず、画像の加工依頼より公開の抑圧をするのは、作業員ではなくて工事現場そのものを見られたくないのが本音、ということになろうかと思います。
 
 やましいところがあるため本音を隠し、肖像権の侵害という詭弁で威嚇することになったのだろうと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする