倉庫に保管されていた 新風舎の在庫本の 断裁処分が、
とうとう始まるそうです。
著者の買い取り分の 発送では、
倉庫会社は 臨時にパートを雇って 取り組んでいたそうですが、
その作業が終わり、倉庫の使用期限が 29日で切れるため……。
新風舎は 著書を絶版にしないという 方針だったので、
在庫は600万冊に 膨れ上がり、
月2000万円の倉庫料が 経営を圧迫する 一因となっていました。
それが 新風舎の倒産によって 倉庫会社の負担になり、
倉庫会社としても 在庫を抱えているのは もう限界で、
事情を理解してほしい と言っているとのこと。
確かに それはそうですが、そのしわ寄せが、
弱い立場である著者に 来こざるを得ないというのは……。
本は古紙として、ビニールカバーやCDが付いた本は 産業廃棄物として、
処分するということです。
心子の本が 断裁されるシーンを想像すると、
やはり 身を切られるような思いです……。