有楽町 国際フォーラムで、ジャパンプレミア試写を 観てきました。
定員5000人という、僕が知っている中で 一番大きな会場ですね。
米大統領が、大観衆の面前の演壇で 狙撃されます。
シークレットサービスはじめ、8人の 重要な目撃者がいますが、
それぞれの視点 (バンテージポイント) からは 異なった光景が見えています。
TVディレクター,地元の私服警官,ビデオを撮っていた旅行者,
暗殺者たち,事件とは無関係の女の子,大統領、
様々なエピソードが展開します。
映画は、狙撃直前の12:00amから 23分間の出来事を、
それぞれの視点から 描きます。
一人の視点の映像が終わると 時間が巻き戻され、
再び12:00amから 別の人物の視点で描く という構成です。
無関係だった幾つもの伏線が 次々と絡み合い、
スピーディに 真相が明かされていきます。
裏の裏をかき、さらにまたその裏をかく 陰謀,策略。
サスペンスあり、カーチェイスあり、
息をつく間もなく、手に汗握るとはこのことでしょう。
ぐっと胸に迫る クライマックスもあります。
斬新で緻密な構成が、見る者を引きつけた 映画でした。