「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

カウンセラー養成講座に入学 (3)

2012年04月13日 22時05分40秒 | 心理
 
(前の記事記からの続き)

 4月7日 (土) の午前中、 早速 3時間の講座を受けてきました。

 参加者は6名 (うち一人欠席) で、

 初参加は 僕を含めて二人、 2度目以上の受講の人が 3人。

 講師が一人と、 受講歴の長い元受講者が 準講師として二人、 計8人でした。

 最初に事務的な説明と、 自己紹介が行なわれました。

 そして 講座が始まると、 何の前置きもなく、 いきなり講師は黙ってしまいました。

 沈黙がしばらく続き、 おもむろに一人の受講者が よもやま話を始めます。

 それが終わると また沈黙。

 また別の受講者が よもやま話。

 これは一体何だろう という感じです。

 申し込み前に 電話で問い合わせをしたとき、 この講座は上から教えるのではなく、

 自分で学んでいくものだという 説明を聞いてはいましたが、 ここまで極端とは? 

 「初参加の人は、 こういう状況で どう感じましたか?」 と、

 あとから講師の人から質問される テストのようなものかとも考えました。

 とにかく、 カウンセリングでは  「聴く」 ことが重要ですから、

 傾聴し、 話し手の気持ちを 汲むように心がけました。

 また、 自分に気付くことも 講座の目的と聞いていたので、

 その時々の自分の気持ちにも 目を向けていました。

 例えば、 沈黙が続いて 何だか落ち着かないときは、

 その感情を感じながら 腹式呼吸をして戸惑わないようにしたり、

 参加者たちの様子を観察したり。

 話は次第に活発になり、 聴くことの大切さや 命の価値など 深い話になってきます。

 僕も 自分の挫折体験などを 開いて語りました。

 基礎コースは こういう形で進めていくそうです。
 

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