「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

障害児デイサービスへお手伝いに (1)

2016年01月09日 21時32分03秒 | 介護帳
 
 僕が勤める デイサービスの会社では、
 
 高齢者の他に 障害児のデイサービスも経営しています。
 
 先日、 急にそこの施設へ お手伝いに行くことになりました。
 
 障害児のケアをするのは 初めてですし、
 
 子供の相手をすること自体 ほとんどなくて苦手です。
 
 (前に一度、 そこの車で子供の送迎だけ 手伝ったことがありました。)
 
 何も知らずに行って 大丈夫かと思いながらも、
 
 何故か どことなく楽しみな気持ちを 感じていました。
 
 朝行くと、 スタッフにはまず開口一番に、
 
  「メガネ飛ばされないように 気を付けてくださいね」 と言われました。
 
 何の前触れもなく引っかいたり、 蹴飛ばしたりもしてくる子が いると言うのです。
 
 一応、 用心することにしました。  (^^;)
 
 その日は学校が冬休みで、 デイサービスに来る子供は 4人だけでしたが、
 
 自閉症やダウン症などの 子供たち (小学生) でした。
 
 基本的に、 子供たちと一緒に 遊ぶのが仕事です。
 
 危険なことをしなければ、 やりたいままにやらせておくとのこと。
 
 子供たちを自宅まで 車で送迎に行き、
 
 先ほど メガネを飛ばすと言われた子が、 僕の隣に座りました。
 
 特に危険な感じはありませんでしたが、
 
 車を降りるとき 突然腕を噛まれ、 歯形が付くという 洗礼を受けました。 (^^;)
 
 子供たちが施設に着くと、
 
 早速遊び始める子と、 一人で自分の世界に入ってしまう 子がいます。

 遊ぶ子は、 僕に相手をしてほしくて、 あれこれ誘ってきます。
 
(次の記事に続く)
 

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