今年は暖かい日が多かったため、 黄葉が遅れていました。
通勤途中の街道沿いの銀杏は まだ青々としていたりしますが、
それは夜も明るい環境が 影響しているのかもしれません。
毎年ネットで、
神宮外苑の黄葉状況の写真を、 数日おきにアップしていたサイトがあり、
それを参考に 銀杏見物に出かけていました。
今年はそのサイトが 写真を載せなくなってしまったのですが、
幸い 別の同様のサイトを見つけました。
見頃を見計らって 今日神宮へ行ってきました。
一斉に並木が黄葉する 光景を見るのが 年々難しくなってきており、
葉っぱもわびしくなってきていましたが、
今年は特に見すぼらしくて、 何だかがっかりしてしまいました。
まだ緑の葉も 結構残っていながら、 同時に 散ってしまった葉も多く、
枝が裸になってしまって 残念な限りでした。
昨年の写真と比べてみても、 緑が多くて、 落葉もしてしまっているようです。
(2014年)
(2015年)
(近くで見ても)
枝に付いている葉も 妙に萎れているように垂れ下がり、
落葉した葉も枯れていたりして、 鮮やかな黄色の落ち葉も 何故かありませんでした。
いつも落ち葉を 見つくろって拾ってくるのですが、 今年はそれもなし。
心子と見たときは、 一面がこんもりと 黄金色に輝く世界が 広がっていたのですが。
いい追憶だけが残っているのでしょうか?
心子も寂しがっている気がします。
一方、 開催されている銀杏祭りは盛況で、 年を追って 数多くの露店が出ています。
心子と行った頃は 数店でした。
それから、 銀杏並木に隣接している、 問題の国立競技場跡地。
どんな後継者が建つのか、 今は淋しく待っているような気がしました。
もちろん、見た目も大事ですが、ぎんなんは精一杯生きているかと。
心子さんとの思い出のぎんなんとは違っていたことは、残念ですね。
でも、心子さんとの思い出は、稲本さんのこころの中に、ずっと生き続けているのですから、それで十分だと思うのです^^
ゴーヤのときもそうでしたが、でもその口調の変化は目を見張ります。
σ(^^;)はどうしても心子と見た黄金色の世界に浸りたいと思ってしまいます。(^^;)
でも銀杏の心も少し想像してみましょう。