今まで 「誰のしわざ」 というタイトルで 2回記事を書きました。
桜は普通 花びらが一枚ずつ散りますが、
5枚のまま 花ごと落ちていることがあります。
これは誰のしわざ? ということですが、 “犯人” はスズメなどの鳥です。
スズメは桜の蜜を吸うとき、 くちばしが短くて 花の中に入れられないため、
茎ごとちぎって 蜜を舐めて捨てるというものです。
https://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/63305248.html の後半
https://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/58387901.html の後半
今年は何だか 花ごと落ちているのが 多い気がしていました。
すると先日TVで、 また 「誰のしわざ?」 と称して取り上げていました。
実は約10年前から この現象が急増しているというのです。
ペットのインコが逃げて野生化し、 都内で1000羽ほどになっているといいます。
このインコも 桜を花ごとついばむのだということです。
そして 花のちぎり方や蜜の獲得技術を 学習して向上させ、
都市環境に適応していっているそうです。
また、 都内で空き地が減り、 この時期に 鳥の餌が少なくなったため、
鳥が桜の蜜を吸う行動が 広がったのではないかと言っています。
人の行動が 環境に影響を与えている一環で、
桜の花まで わびしくなってしまうかもしれないのですね。
自分たちが知らないところでも 環境を悪化させているということを、
考えなければいけないのかもしれません。
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