(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/34916426.html からの続き)
自分が男か女かという意識が「性自認」(セクシュアル・アイデンティティ)です。
これも二者択一ではなく、グラデーションとして存在します。
性自認が両性にまたがっている人、どちらでもない人、時間とともに変化する人もいます。
さらに、手術を受けて男性から女性の体になったTS(トランスセクシャル)の人でも、
性自認は男であるという人さえいるのです。
(カルーセル麻紀はこのケースだといいます。)
若い人のなかには、自分の性自認や性的指向などが、自分でもはっきり分からない場合もあります。
しかし、それを急いで決める必要はなく、じっくり自分と付き合いながら見つめていけばいい、と言われています。
早計に決めてしまって性別適合手術を受け、結果的に手術後の体に馴染めず、自殺してしまう例もあります。
従って、性同一性障害の治療に際しては、充分なカウンセリングを受け、時間をかけて向き合っていくことが必要です。
(続く)
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