
日本は四季がはっきりしていて過ごしやすい「秋」になりました。
この写真の物体はナンだと思いますか? 店頭で最初に見たときにはこれが何か想像できませんでした。
実は温度計です。
「ガリレオ温度計」といい、ドイツ製です。
今の時期は快適な気温ですね、摂氏22度前後でしょうか。
このガラス管の内部に浮かんでいる球のいくつかが上り、残りは下に位置しています。
熱い真夏の時は内部ガラス球はすべて下がっていました。うんと寒くなると、全部が上がります。通常の感覚とは逆です。(温度が上がると軽くなって、気体や泡は上昇するとの常識)
内部球は5個あって、各々タグが付いていて、摂氏18度から26度まで2度毎の気温を表示しています。
つまりこの写真例では、20度と22度の間の室温であることを表示しているというわけです。
これが理科的に面白いのは、逆転の発想だからです。
太いガラス管には(多分)アルコールが入っていて、5個の内部球の重量が少しづつ変えてあります。浮力は「アルキメデスの原理」で決まります。すなわち、内部球が排除した液体の質量に相当する浮力が発生します。「温度」が上がるとアルコールは膨張して密度(比重)が下がり、「内部球の体積」x「密度」=浮力が減少する。つまり、沈むわけです。逆に温度が下がれば、浮きます。
通常の棒状温度計では、内部に閉じ込めた液体(アルコール)が温度に比例して膨張することを利用しています。
かの天文学者のガリレオが発明したのも、意外性があって面白い。
インテリアのアクセサリとして面白いと思い、とある外国で買ってきました。手持ちのバックに入れて、機内持ち込みでそうっと運搬しました。
でも、現在は「液体物」は機内持ち込み禁止なので、もはや海外からのお土産にするにはムリです。...ネットで検索してみたら、国内の通信販売にありました。便利な世の中です。便利になりすぎて、すこしつまらないですねぇ。
この写真の物体はナンだと思いますか? 店頭で最初に見たときにはこれが何か想像できませんでした。
実は温度計です。
「ガリレオ温度計」といい、ドイツ製です。
今の時期は快適な気温ですね、摂氏22度前後でしょうか。
このガラス管の内部に浮かんでいる球のいくつかが上り、残りは下に位置しています。
熱い真夏の時は内部ガラス球はすべて下がっていました。うんと寒くなると、全部が上がります。通常の感覚とは逆です。(温度が上がると軽くなって、気体や泡は上昇するとの常識)
内部球は5個あって、各々タグが付いていて、摂氏18度から26度まで2度毎の気温を表示しています。
つまりこの写真例では、20度と22度の間の室温であることを表示しているというわけです。
これが理科的に面白いのは、逆転の発想だからです。
太いガラス管には(多分)アルコールが入っていて、5個の内部球の重量が少しづつ変えてあります。浮力は「アルキメデスの原理」で決まります。すなわち、内部球が排除した液体の質量に相当する浮力が発生します。「温度」が上がるとアルコールは膨張して密度(比重)が下がり、「内部球の体積」x「密度」=浮力が減少する。つまり、沈むわけです。逆に温度が下がれば、浮きます。
通常の棒状温度計では、内部に閉じ込めた液体(アルコール)が温度に比例して膨張することを利用しています。
かの天文学者のガリレオが発明したのも、意外性があって面白い。
インテリアのアクセサリとして面白いと思い、とある外国で買ってきました。手持ちのバックに入れて、機内持ち込みでそうっと運搬しました。
でも、現在は「液体物」は機内持ち込み禁止なので、もはや海外からのお土産にするにはムリです。...ネットで検索してみたら、国内の通信販売にありました。便利な世の中です。便利になりすぎて、すこしつまらないですねぇ。
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