近年は、日本の大学生が米国に留学することが少なくなっていると新聞記事にありました。
2004年をピークとして、4割減少です。その反面アジア諸国への留学が増加しているが、全体では減少傾向だとか。
京都大学でも海外一流大学との交換留学の枠が埋まらない。
中国、韓国の人たちの米国留学数は増加しており、特に学部よりも大学院への留学が多いようです。それらの国にとっては人材流失ともとらえることができますが、何割かは将来的に帰国して技術やビジネスを持ち帰るし、また米国ビジネスと故国の橋渡しの役割をはたすことでしょう。
アジアも大切な隣人ではありますが、なんといっても世界の政治経済、文化、技術、消費を牽引する米国への日本人留学生の減少は、残念なことです。
そんな状況ですが、元気な若者が最近、上梓したこんな本があります。
岩波ジュニア新書です。
著者は日本で大学院修了後、西オーストラリアでのイルカボランティアを出発点にして、東南アジア、中国、中央アジア、欧州、アフリカを5年にわたって、時には現地で仕事をしながら、新婚の奥さんと二人で「遊牧」しました。
そのドキュメンタリーです。
好奇心と合理的な慎重さがあれば、多少の治安不安定や衛生状態の悪い場所でも行くことができるし、そのような所ほど珍しい体験ができる。普通の観光資料にはない素晴らしい風景にめぐりあえる。そしてなにより、現実の実物大の現地の人々と交流ができると書いています。
英語、そしてその土地土地の言葉も必要に迫られれば上達します。努力は必要だけれど。
外国の各地で、勇気、知恵と工夫によってしっかり職業を持ち生活している日本人の人たちの姿も紹介されていて、なかなか感動的です。
若い日本の人たちにぜひ読んでほしい書物です。安定志向の父母たちには禁書と映るかもしれません。
著者名に自分の名が記載された最初のご本だそうです。関連の著書も近刊とか。
2004年をピークとして、4割減少です。その反面アジア諸国への留学が増加しているが、全体では減少傾向だとか。
京都大学でも海外一流大学との交換留学の枠が埋まらない。
中国、韓国の人たちの米国留学数は増加しており、特に学部よりも大学院への留学が多いようです。それらの国にとっては人材流失ともとらえることができますが、何割かは将来的に帰国して技術やビジネスを持ち帰るし、また米国ビジネスと故国の橋渡しの役割をはたすことでしょう。
アジアも大切な隣人ではありますが、なんといっても世界の政治経済、文化、技術、消費を牽引する米国への日本人留学生の減少は、残念なことです。
そんな状況ですが、元気な若者が最近、上梓したこんな本があります。
岩波ジュニア新書です。
著者は日本で大学院修了後、西オーストラリアでのイルカボランティアを出発点にして、東南アジア、中国、中央アジア、欧州、アフリカを5年にわたって、時には現地で仕事をしながら、新婚の奥さんと二人で「遊牧」しました。
そのドキュメンタリーです。
好奇心と合理的な慎重さがあれば、多少の治安不安定や衛生状態の悪い場所でも行くことができるし、そのような所ほど珍しい体験ができる。普通の観光資料にはない素晴らしい風景にめぐりあえる。そしてなにより、現実の実物大の現地の人々と交流ができると書いています。
英語、そしてその土地土地の言葉も必要に迫られれば上達します。努力は必要だけれど。
外国の各地で、勇気、知恵と工夫によってしっかり職業を持ち生活している日本人の人たちの姿も紹介されていて、なかなか感動的です。
若い日本の人たちにぜひ読んでほしい書物です。安定志向の父母たちには禁書と映るかもしれません。
著者名に自分の名が記載された最初のご本だそうです。関連の著書も近刊とか。