朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

祗園ホテル屋上からの夕暮れ風景

2009-07-31 | 京都の文化(夏)
ホテル屋上のビアガーデンにて、学生の皆さんと学期末打ち上げ懇談会をしました。
 四条通に面して八坂神社に程近い祗園ホテルです。

 西には四条通の家並みと薄い夕焼けが、南には祗園の低い瓦屋根が連なりそのずーと先に京都タワーが見えました。






八坂神社は直ぐ目の下です。奥の円山公園の緑が、夕暮れにより色濃くなっていました。
 裸電球が、いかにも「ガーデン」の風情と言えましょうか。



 
 ビアガーデンでは当然冷房は無く、すべて自然の空気なのでやや蒸し暑くはありましたが、開放雰囲気の中で快適な精神時間が過ごせました。



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本因坊

2009-07-30 | 京都の文化(夏)
寺町通を歩いていたら、こんな歴史案内看板がありました。



囲碁の本因坊があった場所だそうです。
 ついでに、その脇にきれいな石で作った碁盤と石の椅子がしつらえてありました。
 欧州では、公園に大きなチェスのマスの形に舗装して、大きなチェスのコマを動かして競技している風景を見かけました。ここでも、囲碁してくれれば、もっと「絵」になるのに。





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Day 73

2009-07-29 | 朝顔のこと
青い花が初めて咲きました。多少小振りです。(2009-07-26撮影)



なかなか、梅雨が明けません。
 全国各地で、局所的な豪雨、洪水になっているようです。
 現在までのところ、京都では時に熱帯のスコールのような雨が降りますが、幸い短時間で止まりました。

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ラーメン、醤油系

2009-07-28 | 食べること、レストランなど
「京都ラーメン」有名店には、トンコツ系、背油たっぷり系が多く、時にはシンプルな東京ラーメンが食べたくなることがあります。
 ネットのクチコミなどで探しその情報を使って、実地に試してきたので少し紹介してみます。

西陣にある「KIRARI」
 ラーメン情報誌の関西版で、醤油ラーメン1位になったことがある店です。
 あっさりとした味付けでなかなか美味でした。
 麺を作ることから自家製だそうで、出しの取り方やその材料など、掲示してある説明書によれば、厳選しているようで好感度高しでした。
 店の場所は分かりにくい。






妙心寺門前町の商店街にあるラーメン屋。(ラーメン親爺)
 伝統的な、中華そばのスタイルでした。店内の雰囲気も伝統的。
 味はまあ悪くはないけれど、普通の醤油味。ただし色は濃い。





これ↓は、大丸デパートの直ぐ裏にある小さな中華料理店のセットメニューについてきた小ラーメン。
 シンプルな中華そばで、とても美味しかった。
 店名は「和的中華料理工房 はんなり」、、、気張ったネーミングです。



*過去ログです:
 「京都ラーメン」 
 「京都のラーメン」

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京都迎賓館2

2009-07-27 | 京都の文化(夏)


京都でこの1年半、歴史ある寺院や庭園を多く見てきています。
 その比較から、迎賓館を見学した全体の感想はどうしても辛くなります。

 職人技は確かにすばらしいし、このような国家プロジェクトで資金を潤沢に使わないと、最高級の品質を維持する人材育成はできないでしょう。

 圧巻は、截金(きりがね)だったでしょうか。
 金箔とプラチナ箔を数枚焼き合わせたものを細く切って、実に精密に貼り付けて模様を表現しています。正目の板戸に微妙なカーブの網目の組み合わせを描いていした。(フラッシュ禁止でした。このカメラでは感度低いためピンボケご容赦)



次の感動は、漆塗りの座卓でした。長さ12メートルの一枚板。たたみも最高の品質だとか。ただし触ることも座ることもできないので、外見からはその良さは分からない。建具、土壁、表具なども、最高級でしょうが、同様に見るだけです。







作庭は桜守で有名な佐野藤右衛門。ですがこの時期は桜も紅葉もなく、あまり創意は感じられません。参観コースが限定されていたためかもしれません。
 池にピンクの小さな睡蓮が咲いていただけ。

国賓級の宿泊が出来る施設が別棟にあり、ブッシュ大統領が最初の泊まり客だったとのことです。たしか、中国と韓国訪問の途中にここに1泊だけ立ち寄ったのでしたか。
 伝統工芸を伝承するために、資金を使うことはよいとしても、このようなほとんど泊り客のいない「ホテル」が、東京と京都の両方に必要なんでしょうか。
 国賓の施設見学、国際間政府会議には時々使われているとの掲示説明がありました。ここにこの設備があるので無理して呼んでいるようにも思われます。

 和室では、舞芸妓を呼んで踊りの披露などもすると説明がありました。
 ですが、例えば、祗園の一力で宴会するほうが、もっといいのでは。
 賓客はここに泊まって、本当に快適なんでしょうか。その時は本職のホテルスタッフがサービスするにしても。
 過去の新聞記事によると、常勤職員が10名働いているそうです。
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京都迎賓館の朝顔

2009-07-26 | 京都の文化(夏)
京都御苑の敷地内に、京都迎賓館があります。
 平成17年(2005年)に新設され、米国ブッシュ大統領と小泉首相の日米会談に使用されました。
 年に1回程度一般公開されるのですが、2ヶ月ほど前に往復はがきで申し込む必要があります。今回、多数枚のハガキを送付して入場券をどうにか入手することができました。特に、初年度の公開に時には、16万人が応募して5,500人が当選したとの記録があります。
 今回は、会場の案内人の伝聞によれば、10日間で12,000人の参観、倍率は4.5倍程度だったとのこと。

 最大の洋室、「藤の間」の緞帳です。




 その32種の花図柄の一部に、朝顔もありました。




 この施設見学の記事は続報します。
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みたらし祭

2009-07-25 | 京都の文化(夏)


下鴨神社にて、土用の丑の日を挟み、前後にこのお祭が開催されます。
 御手洗池にジャブジャブと、老いも若きも入っていって蝋燭を献じます。
 涌き水なので、かなり冷たくて気持ちよい。



池から上ると足を拭いて、神水を頂きます。 ..飲み放題です、この水も冷たくて美味しかった。







経木を足の形にしつらえて、お札にしてあります。これに、願い事を書いて神前の涌き水池に浮かべて祈念します。



鳥居の外では、みたらし団子屋さんがテントに出張してどんどん焼いていました。



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なんでも無料時代

2009-07-24 | 食べること、レストランなど


京都御所の西側に、なんと完全無料の喫茶スペースがあります。
 コーヒー、お茶、ジュース、水、そして、「せんべい」までフリーで提供されます。







室内は広く、明るくて、テーブルと椅子もたくさん用意されています。
 窓の外には、烏丸通を隔てて御苑の緑が目に心地よい。
 小さい子供をつれた人たちも多く、子供の騒ぐ声などがややうるさいですが。

 兵庫県の大手せんべい屋「播磨屋本店」が設置しています。 
 こうした社会貢献は、とても価値有ることだと感じました。

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宵山4

2009-07-23 | 京都の文化(夏)


蝋燭いっぽん献じられましょ、わらべ歌も聞こえてきました。

 もう1回、祗園祭の話題です。
 宵山の楽しいことは、人々が生活している鉾町を外来者が直接じかに観察できることです。
 屏風祭とも言って、旧家は窓や入り口を開放し、表の間に屏風、絵画、着物、置物、生け花などを飾って路行く人に見物させてくれます。
 奥の部屋では、お客さんを接待している姿がチラリほらりと見えました。



 子供たちは、なんせお祭ですから、かわいい浴衣を着てキャッキャと騒いでいます。



  シャボン玉遊びしている女の子たち。


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あさがおの団扇、皆既日食

2009-07-22 | 朝顔のこと
街の店先で、こんな団扇をみつけました。
 最近は、ティシュの変わりに無料配布される広告うちわも多いのですが。
 省エネのせいか団扇が多くなっています。
 でも「扇子」はあまりみません。
 先日、テレビの番組で京都の扇子専門店の店内を歌舞伎役者が案内する番組を見ました。能や、舞いなど目的によってデザインが異なるとのこと、当然かな。
 くるくる回したり、ひらりと投げる扇子には、根元のところに鉛の錘を仕込んでバランスを取っています。練習用で1万円程度とか。



さて、本日は皆既日食の日です。
 もう生きているうちに、本物を直接見る機会はないけれど、テレビかインターネットで観察することにします。



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