京都市の北、保津川上流にある亀岡に紅葉狩りに行ってきました。(2012-11-24)
・・・連休で混雑する京都市内の名所を避けて。
最初は、鍬山神社。
紅葉見物のお客さんはちらほらですが(穴場なので)、七五三参詣の家族が何組か参詣していました。
宮司さんが七五三と宮参りの祝詞を正殿の前で上げたあと、家族の記念写真のシャッターを押していましたね。
・・地元の人々の鎮守さまです。
こんな熨斗?が奉納されています。ほほえましい。
今年は紅葉が例年より早いようで、社殿前のカエデの紅葉はもうすべて散っていました。
それでも、こんな見事に赤い木の葉もありました。
この神社には、瓜二つの社殿が並んで建っています。
正殿は大国主大神を祀っていて、シンボルはうさぎ(毛を剥がれた兎を救ったオオクニヌシノミコトの故事)。その姿が飾り金物になっています。
こちらは、八幡宮。シンボルは鳩です。
ところが、最初この二つの神様を合祀したところ、毎夜雷嵐が吹き荒れて兎と鳩の死骸が多く残されたそうです。この二柱の神は仲が悪いのだろうと考えて社を分離し、同じ建物をふたつ並べて創立しました。
金ピカ金物の模様をごらんください。
なぜか、白馬もいます。
境内には大きな池があってそのまわりのもみじも見事でした。
~~
穴太寺、西国三十三所の二十一番札所です。
ここも紅葉がみごとでした。
このお寺には、釈迦如来大涅槃像(鎌倉時代)という寝姿の仏様があります。普段は身体にお布団をかけてられますが、参詣の時はお布団をすこしめくって肩や身体、膝、足を擦ることが許されています。そうすれば具合の悪い身体の箇所を直してくださる霊験があるそうです。
(引用:穴太寺パンフレット)
頭、足、心臓、腹と欲張ってたくさん、さすってきました。これで、アルツハイマーも心筋症、高血圧、骨粗鬆症もだいじょうぶでしょうか。
京都府指定名勝の庭、後ろのあるのは多宝塔です。
~~
最後は、神蔵寺に行きました。・・かなり不便な場所でした。湯の花温泉の近くなんですが。。
連休なので観光客も多いだろうと、檀家の人々が交通整理や手伝いに来ていました。
ですが、名物の「400年かえで」は、完全に落葉していました。残念でした。葉の落ちた枝ぶりは見事でしたが。