ローマ字で、Huzi と綴ったらなんと読むのでしょうか?
GWに開館して、大人気をはくした「京都鉄道博物館」に、少しはすいてきた頃かと思って見学してきました。
とはいえども、当日券を買うためには20分くらい行列しました。5月にもかかわらず、30度を超える真夏日で直射日光が強い中でのジグザクがしんどい。前売り券を買ってくることがお薦めです。
0系新幹線車両の展示が一つの目玉。
1964年東京オリンピックの直前に開通した東海道新幹線に使われました。オリンピックはテレビで見ただけですが、この年の冬には、大学受験の下見、翌年春には受験でこの特急電車を利用しました。東京への往復が圧倒的に楽になりました。
湘南電車、東京から横浜、小田原、熱海、沼津を結んでいました。東京駅のプラットホームで時折見かけました。白い座席カバーがついた1等車が中央付近に連結されていて、さすがに東京には金持ちが多いのだと思いました。
SL。高校生の時、国鉄関西本線で現役でした。トンネルに差し掛かると、急いで窓を閉める必要があります、ばい煙が流れ込んできますから。客室にエアコン等はなく、天井に扇風機だけ。
強力なディーゼル機関車。貨物輸送にも活躍して日本の高度経済成長を支えました。
展示用の食堂車を使用して、軽食と喫茶の提供をしています。
本館は3階建て。1階には歴代の特急が並びます。
蒸気機関技術の歴史を伝える展示も並びます。
これは、イギリスで発明された蒸気機関の模型で、ピストンが動いて大きな車輪が回転します。ただし、機関車ではなくて紡績など工業用動力として使用されました。
鎖国政策を維持していた徳川幕府に、米国海軍のペリー提督が開国を迫った際、脅かすばかりではなくて、当時最先端の米国技術の一例として、蒸気機関車の模型(ただしアルコールの燃やして蒸気で動いたらしい)を献上しています。
ペリーは、また、電信機の見本も献上して、実際に横浜で実験してみせたとの記録があります。
こうした欧米の最新技術に驚いた日本人が何人かはいて、例えば、佐賀藩の鍋島公は部下に命じて、蒸気機関車の研究と試作を命じました。
戦前までに、全国に鉄道網が広がり、長距離の特別急行列車の運転が始まりました。
”HUZI”とは、当時は訓令式と呼ばれるローマ字表記で「富士」のことです。※
「つばめ」も東京大阪間の最速特急でした。
この燕の英語が、スワローズですから、国鉄が所有したプロ野球球団名は「国鉄スワローズ」でした。・・いまは、東京ヤクルトスワローズ、かな。
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※ ヘボン式、日本式、訓令式の主な違い
http://www.tcct.zaq.ne.jp/nitta/monolog/028/hep_kun_jap.html
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ヘボン式 |
日本式 |
訓令式 |
発音記号 |
サ行 |
sa shi su se so |
sa si su se so |
sa si su se so |
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タ行 |
ta chi tsu te to |
ta ti tu te to |
ta ti tu te to |
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ハ行 |
ha hi fu he ho |
ha hi hu he ho |
ha hi hu he ho |
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ザ行 |
za ji zu ze zo |
za zi zu ze zo |
za zi zu ze zo |
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(以下省略)