関係者への見学会があり、貴重な機会を作って頂きました。
すでに修復が終わっている御影堂の裏に工事用の仮設建物がありました。そこに集合して、エレベータにてまず三階に案内してもらいました。
南側にある阿弥陀堂の工事現場まで専用の通路ができています。
外側に京都タワーが見えています。
普段は地面からお堂を眺めるのでこの金物装飾の大きさがわかりませんが、間近から見ると巨大さを実感できました。
ここから仮設階段で地面に降り、さらに床下をくぐって、お堂の正面に到着しました。
蟇股の装飾彫刻が三つ取り外して、清浄しています。
ウルシの匂いが漂っています。金箔を押して貼り付けるために、ウルシが使用されています。それを電熱器で温めて溶かし専用容器にいれて現場に運びます。
本尊を安置するお堂の中心空間「内陣本間」の真下に到着。天井に近い作業空間まで仮設階段で登りました。非常に狭いので、ときどきヘルメットにコツンと何かが当たりました。
天井空間では、装飾保護のためヘルメットを外しました。この部分はほぼ修復が完成しています。
天井から柱まで金箔が押され黄金色に光り輝いていました。
阿弥陀堂は江戸時代に何度も火災に見舞われたのですが、修復前のお堂は1895(明治28)年に再建されました。その際に押された金箔はウルシの経年変化により、触るとポロポロと落剥する状態だったとの説明がありました。本来ウルシはもっと耐久性があるとの事です。
金メッキされた金具は、梅酢で洗って取り付けています。普通は見ることのできない細かい唐草模様の細工が丁寧にされています。
本尊の前で線香やろうそくを燃やすと煙や煤が発生するので、それを抜くためのベンチレーションの隙間が作られています。
素晴らしい巨大な日本建築であることが実感できました。
プロの素晴らしい写真は、この京都新聞記事にて。
すでに修復が終わっている御影堂の裏に工事用の仮設建物がありました。そこに集合して、エレベータにてまず三階に案内してもらいました。
南側にある阿弥陀堂の工事現場まで専用の通路ができています。
外側に京都タワーが見えています。
普段は地面からお堂を眺めるのでこの金物装飾の大きさがわかりませんが、間近から見ると巨大さを実感できました。
ここから仮設階段で地面に降り、さらに床下をくぐって、お堂の正面に到着しました。
蟇股の装飾彫刻が三つ取り外して、清浄しています。
ウルシの匂いが漂っています。金箔を押して貼り付けるために、ウルシが使用されています。それを電熱器で温めて溶かし専用容器にいれて現場に運びます。
本尊を安置するお堂の中心空間「内陣本間」の真下に到着。天井に近い作業空間まで仮設階段で登りました。非常に狭いので、ときどきヘルメットにコツンと何かが当たりました。
天井空間では、装飾保護のためヘルメットを外しました。この部分はほぼ修復が完成しています。
天井から柱まで金箔が押され黄金色に光り輝いていました。
阿弥陀堂は江戸時代に何度も火災に見舞われたのですが、修復前のお堂は1895(明治28)年に再建されました。その際に押された金箔はウルシの経年変化により、触るとポロポロと落剥する状態だったとの説明がありました。本来ウルシはもっと耐久性があるとの事です。
金メッキされた金具は、梅酢で洗って取り付けています。普通は見ることのできない細かい唐草模様の細工が丁寧にされています。
本尊の前で線香やろうそくを燃やすと煙や煤が発生するので、それを抜くためのベンチレーションの隙間が作られています。
素晴らしい巨大な日本建築であることが実感できました。
プロの素晴らしい写真は、この京都新聞記事にて。