最近、日本でもガス入りミネラルウォーターがよく飲まれるようになってきて、店で見ると種類が増えています。
日本では、ウィスキーからハイボールにしたり、焼酎を割ってチューハイをつくるときに使われていたのですが、最近は、欧米並みにストレートで炭酸水を飲む人が多くなってきたようです。
ラベルの説明によると、この水は、国内で採取されていて、しかも炭酸ガス成分が天然で含まれているものだとか。
なるほど、爽やかな軽いガス濃度の水です。しかも軟水です。硬度57(mg/L)。
「
aQaizu」(読みにくいネーミングです [アクアイズ?])を、ネットで調べてみると、奥会津の山中にある温泉水で明治時代から採取販売されたのですが、交通不便のため100年くらいまえに廃業されたところ、平成16年になって再開発されたようです。
コンビニやスーパーで探してみると、ゲロルシュタイナーはドイツ西部産、自然の炭酸水とあります。高硬度(1310mg/L)です。
セブン-イレブンの炭酸水は、人工的に炭酸ガスを追加したものでしょう(”水と炭酸のみで作りました”と表示)。そのまま飲めると、強調しています。
欧州で愛飲していたのは、バドア(Badoit)、フランス産で軽いガス濃度でした。相当に強いものではペリエ(Perrier)。
イタリア産も色々ありますが、サンペレグリノでしょうか。
こんなのも、ありました。
「サントリー 南アルプスの天然水スパークリング」 ・・なにか紛らわしい、炭酸ガスは取水後に人工的に添加しているようです。「天然水」という表示も、天然とは人工的に化学合成した水ではないといいたのでしょうか。水道も水も、天然に雨が降ってダムに溜まった水が材料ですから「合成」ではありません。