もう25年も前になった、と思い出す機会があった。1997年に創業した日本最初の民間企業としてのインターネット・イクスチェンジ業務の会社。初代の社長を担当した(KDDとの兼務だったが)。
当時はインターネットの日本での利用は(現代と比べれば)限られたものであった。米国で大学間や学術研究機関のコンピュータを相互接続するためにインターネットが発明された。そのシステムが先進国にあっと言う前に広がって、日本にも村井純教授(慶應大)によってもたらされた。
1990年代の終わり近くまでは米国中心のネットワーク構成だったので、日本国内相互のパケット通信でも送信と受信者のプロバイダが違うと太平洋を渡って往復していた。
それを国内に相互接続交換機を置いて折り返す仕組みを作った。学術専用の交換機は研究用に既にできていた。
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あれから25年。
インターネットは完全に社会インフラになった。電話、鉄道、道路、水道、電気などと同様に。
で、創業25年の記念として、木製スピーカー(スマホ用で電池不要)をいただいた。これに古いスマホをセットしてラジオを聴いている。(^.^)