関西空港を深夜0時過ぎに出発するフライトでタイ王国に飛びました。
空港のJALカウンターでチェックイン、幸運にもビジネスクラス座席に無料で変更してくれました。若いときから社費出張(Cクラス)ではこの会社を使ってきたので会員資格が上級となっています。そのせいかもしれません。いまや、最安値の割引運賃で旅行することばかりですが。
いっぱい倒すと水平に近くなります。飛行時間は約5時間半。着陸の1時間半まえに朝食がでました。和食を選択しました。
ご飯が美味しく炊けていました。現地時間で午前4時半ころ着陸態勢に。
早朝の到着なので、パスポート検査所もあまり待つことなく通過し、預けた荷物もすぐに出てきました。
早朝なので、まだホテルにチェックインができないし、観光名所や喫茶店も開店していないと思い、空港で少し時間を過ごすことにしました。
空港ビルのベンチには、こんなスマホ、ケータイやPC充電用のコンセントが設備されています。USBのコンセントがあるのには、少し驚きです。
空港でのH.I.S.の広告には、ドラえもんが使われています。このキャラクターや、キティちゃんは町なかでよく見かけました。
都心への交通機関は、タクシーが安くて楽なのですが、荷物が少ないので以前に来たときには工事中で新しくできた郊外電車に乗ってみることにしました。
電車駅コンコースには、亡くなった王様の祭壇ができています。
自動販売機で乗車券、といっても専用のコイン(トークン)が出てきます。販売機の表示は英語も選べるので降りる駅を選んでタッチするだけで簡単。
始発ではガラガラでしたが、通勤通学の乗客が途中の駅から乗ってきてかなり混雑しました。
終点駅で、タクシーに乗りました。
有名なホテルだったので、問題なく通じました。車はトヨタ製。町を走っているほとんどの自動車が日本車です。
30分くらい、朝の道路渋滞の中を走って到着しました。シャングリラ ホテル。
まだ早い時間なので荷物だけ預けるつもりでしたが、幸いしばらくして客室に案内されました。
チャオプラヤー川の見えるバルコニ付きの広い部屋です。
ウエルカム・フルーツ。
インターネットの有名な旅行案内口コミサイトTripadviserで探して、かなり安い価格が表示されたホテル予約会社の日本語サイトで予約しました。その会社(Ctrip)は、実は中国上海に本社のあるので、まともに予約ができているかとても心配でしたが、結果オーライでした。
5階で、高さもちょうど良い感じです。高層階だとエレベータの呼び出しに時間がかかるし、火災などを考えると怖いですから。
このまますぐに寝てしまうと生活リズムがずれるので、外出して歩き回ることにしました。幸い好天でした。気温は30度くらい。
ホテルの近くにある船着き場から、乗り降り自由のチケットを購入。
アジア人、欧米人、イスラムのヒジャブ被った人たちも。
最初の下船は、ワット・アルン、暁の寺です。三島由紀夫の小説にも古き時代のバンコクのこの寺が登場します。
現在、メインの大仏塔が修理中で登ることができません。
両脇にも大きな仏塔があります。
日本人の女の子たちがタイ伝統衣裳と冠をつけて、キャッキャと楽しんでいました。
貸し切りのできるボート、中古自動車の大きなエンジンを取り付けていて高速で走ります。
対岸に渡し船で渡って(3.5バーツ=約10円)、多くの人たちが歩いて行く流れについていきました。
しばらく歩くと、歩道にテントが並んでいます。
食べ物や飲み物を無料配布しています。このテントはMKというタイスキ(セルフ鍋料理)のチェーン店の運営です。
海軍のテントもかなり並んでいて、同様にカレー、お菓子、ジュース、水などを配っていました。歩道左手が海軍基地です。
右手に現れたのが、王宮の入り口でした。多くの市民が弔問に訪れていて、その人たちへのふるまいとして飲食が配られています。
船着き場に戻って、すぐのワット・ポーを参詣しました。
仙人像が立つ、ここです。
寝釈迦物。巨大で、ピカピカの金色です。
足元でお祈りする人たち。
仏像の撮影は自由。
周りのお堂には、多数の金色仏が並んでいます。
本堂。
肌の露出が多い女性は専用のガウンや巻きスカートを貸し出していました。
このお寺には、タイ式マッサージの学校があり、そこで施術を受けることもできます。
タイのお寺の屋根はこのような尖った屋根飾りが特徴です。
このあたりでお昼を少し過ぎたので、静かで落ち着いた雰囲気の欧風カフェを見つけてパスタランチとしました。
強行軍の観光をする気はないので、食後船でホテルに戻りました。(つづく)