現代では電気が生活や産業で大いに利用されています。電気で回るモーターを実用的に完成し、さらに数百kmもの送電線を建設した米国初の電力送電ネットワークの設計(その後全世界に普及)に尽力した「ニコラ・テスラ」という偉大な発明家が19世紀末から20世紀に米国で活躍しました。
**電気自動車の「テスラ」社はニコラ・テスラの偉業をリスペクトして命名されました。
ニコラ・テスラは東欧セルビアからの移民で、エジソンの弟子になったのですが意見が合わずに数か月で退職します。その後優れた支援者(メンター)を得て、電気工学で大発明を連発します(ちょっと変人でもありました)。電気大発展時代の基礎をつくったニコラ・テスラの業績を称えてシンポジウムが開催されます。私もパネリストの一人として彼のエピソードを紹介します。
現地参加ご興味あればコメントにお知らせください。オンライン中継もあります(有料)。
時間場所:10月14日(土)13-18時、東京都港区・男女平等参画センター(JR山手線田町駅東口徒歩5分)
http://nikola-tesla.sakura.ne.jp/80event.html
●主なプログラム:
「直流と交流、磁気浮上、ベアリングレス・モーターについて」 基調講演:
千葉明先生(東京工大教授、IEEE二コラテスラ賞受賞者)
「花粉対策用不織布ロールスクリーン」 ゲスト:嘉手納杏果さん(中2の天才発明家、世界青少年発明工夫展金賞受賞)
「どこでもテスラ ─メディアの中に」 新戸雅章氏(テスラ研究所長)
「二コラ・テスラ展について」 松本浩氏(防府市青少年科学館館長)
「テスラの胸像設置について」 平下治氏(日本セルビア協会副会長)
「テスラコイル映像+テルミン演奏」 テルミン演奏:菊地誠先生(大阪大学
教授)
「科学者としてのテスラ」 パネル・ディスカッション
菊池誠先生(大阪大学教授)+大来雄二先生(金沢工業大学客員教授)
+池田佳和先生(前大谷大学教授)+古川安先生(元化学史学会会長)
司会:新戸雅章(テスラ研究所長)
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