長野県蓼科にある横谷温泉旅館に一泊しました。この旅館は渓流の流れる谷間に建っています。
上の写真は露天風呂のスナップ。翌日早朝に密かに撮影したのですが、まだ薄暗いのと湯気がいっはいで、なんだか分からない絵です。
でも、雪景色の渓谷と山肌を眺めて入浴できました。
温泉の湯は鉄分を含んでいるため赤茶色でやや白く濁っています。
もうのんびり、ゆっくり。テンゴク、天国と言ってゆっくり浸かりました。
旅館のパンフレット写真から切り取ると、こんな雰囲気です。全部で3つ露天があるのですが、一番奥の露天風呂には、巨大な岩が渓流側に聳えています。
渓流の遊歩道から眺めると、こんな景色です。露天風呂は、三角の内湯の建物の両脇に男女に分かれて造られていました。
さて、夕食の献立です。
昨今の旅館は、少なくとも個人客には、かなりの工夫を凝らしています。
食事場所は大広間でしたが、和風のテーブルと椅子式。
開始時間は、午後6時から20分刻みの希望時間。
セットメニューにはなっていますが、時間に合わせて、手打ちそばと揚げたて天麩羅を持ってきました。そばも天麩羅も広間から見えるガラス張りの小部屋で調理していました。さらに暖かいものとして陶器鍋による料理が2種もあって、自分のテーブルにて固形燃料コンロで煮炊きします。
満腹です。量はもう少し少なくてよい。あるいは、事前に分量を選択するなど。
午後8時からはロビーにて、ジャズのヴォーカルとピアノのデュオ演奏があり、無料で楽しむことができました。ジャズのスタンダードナンバーに加えて、クリスマスソングもいくつか演奏しました。
この内容で、二人で二万円弱ですから、超オフシーズンとは言えやはりデフレなんでしょう。朝食会場で観察すると、お客の6割がシニア世代のカップルか友人グループ、3割が近くにあるスキー場でのスキースクール講習生らしい小中学生とその母親の団体、残りがやや若い家族やカップル、外国人でした。
夜は、雪もちらついて文字どおりホワイトクリスマスになりました。