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小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

【伝えるということ】 スーパームーンにヨガを想う。

2016年11月15日 | ヨガ
■昨夜は58年に一度というスーパームーンでした♪

娘たちと自宅の裏で見ました。

僕「いつもと同じ大きさじゃない?」
長女「え~一回りおおきいよ~」
次女「双眼鏡だとみえないけど、目で見るとうさぎさんが餅ついてるのが見えるね♡」

いつも月を見るたびに危篤の母に逢いに行った真冬のカナダでの満月を思い出します。
母島で見た月とまったく同じ月がカナダで見える不思議さ。

この夏ニュージーランドで月を見たという長女。
さっぱりと
「地球は丸いからね~」
と言われました(笑)。


関係ないけど、北港にオナガガモとマガモの♀が並んで井戸端会議をしておりました(笑)。


■3日間に及ぶ、不久先生の母島のヨガ教室も無事に終わりました☆

色々参加し、お手伝いさせて頂く中で、
沢山の学びがありましたのでシェアできればと思います。


【伝えるということ】
不久先生は人に100%伝わると思って話していないそうです。

それは受け手側次第でみんな違う解釈をするからですし、
言葉では正確に伝わらないからだそうです。

大好きな本「リトル・トリー」の素敵な場面を例に出して、
祖父がリトルトリーに言います。

「言葉は正確じゃない。言葉ではなく言葉と言葉の間の間合いや表情から感じ取れ。」←たぶんこんな感じ。

原文から引用すると↓ 
【言葉がもっと少なかったら、世の中のごたごたもずっと減るのに、と祖父は嘆く。
ぼくだけにそっと言ったこともある。
いつの世も馬鹿がいて、もめごとを引き起こすしか能のない言葉をせっせとでっちあげているのだ、と。もっともな話だった。

祖父は言葉の持つ意味よりも、その音、あるいは話し手の口調のほうに大きな関心を払った。
言葉のちがう人たちの間でも、音楽を聴けば同じ思いを共感できる。と言う。
それには祖母も同じ意見だった。
祖父と祖母が話し合うときがまさにそうで、交わす言葉の音とか口ぶりが大きな意味を持っていた。

「馬鹿げた言葉づかいのせいで、どいつもこいつもこじつけばっかりするようになる。
いいか、人の言葉にたぶらかされちゃならんぞ。言葉に意味なんぞあるもんか。
それより声の調子に気をつけるんじゃ。
そうすりゃ、そいつがうそを言ってるかどうか見抜ける」
祖父は言葉がやたらと多いことをつねづね腹立たしく思っていたのだ。
ぼくにももっともだと思われた。
 『リトル・トリー』より フォレスト・カーター・著】



人に伝えるとき、
一番伝わらないのが文字だそうです。

メールじゃなかなかニュアンスを勘違いされることが往々にしておりますよね。
伝わる順序として一番伝わらないのが文字で、

順に
文字

会話

詩(ポエム)

表現(アート、歌や劇など)

サイレンス
の順に伝わる度合いが変わっていくようです。

サイレンス。
言葉でも音でもなく、
静かに伝わる…
究極のコミュニケーション

そして個人的には「表現」が上位に来たことがとても腑に落ちました。

まだまだな自分を感じながらも、
いつも深い不久先生のお話はとても興味深いです。
父島ではまだクラスがありますので、
この機会にぜにどうぞ♪

不久先生、わざわざ母島までどうもありがとうございました!!

不久先生のFacebookページもあります。
よかったらどうぞ!

最後に今朝4時過ぎに、畑に向かう時に見たスーパームーンは夜に見た時より黄色く、
それもまた美しかったです☆