第３回世界身体障害者野球大会が１１月１、２両日、豊岡市日高町の県立但馬ドームで開かれる。３連覇をかけた日本と、米国、プエルトリコ、韓国、台湾が出場し、リーグ戦で争う。ドームでは３０日、一番乗りした米国チームがグラウンドの感触を確かめた。
米国チームの選手や関係者約３０人は午後２時頃、ドームに到着。デイビット・ヴァン・スリート監督（５９）は「もちろん優勝を狙っている」と意気込んでいた。
大会は１１月１日は午前９時から開会式、１０時に日本対韓国の試合で開幕する。入場無料。
グラウンドの感触を確かめる米国チームの選手ら（豊岡市日高町で）
2014年10月31日 読売新聞
長崎県で１１月１日から始まる全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」の県選手団結団式が３０日、香川県庁であり、全国の晴れ舞台に立つ２３選手が大会での健闘を誓った。
県選手団は役員を含めて計５３人。選手たちは陸上、水泳、卓球、フライングディスク、アーチェリー、ボウリングの６競技に出場する。
式では、浜田知事が団長の木村大三郎県障害者スポーツ協会長に団旗を授与し、木村団長から開会式の入場行進で旗手を務める平岡健也選手（１８）＝香川丸亀養護学校＝に引き継がれた。
知事から激励を受けた後、選手を代表して陸上の平田俊典選手（１７）＝香川中部養護学校＝が「練習の成果を発揮するとともに、長崎の風土、歴史に触れながらスポーツを愛する全国の仲間と交流を深めたい」と決意表明した。
大会は１日から３日間、オープン競技を含めて１５競技で熱戦が繰り広げられる。
選手を代表して決意を表明する平田俊典選手＝香川県庁
2014/10/31 09:45 四国新聞
「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内（さむらごうち）守さんが聴覚障害ではなく、障害者手帳を返還した問題を受け、厚生労働省の検討会は３０日、医師が全聾（ろう）にあたる「２級」の診断をする場合に限り、正確に聴力を測れる脳波検査などの実施を義務づけることで一致した。同省が通知を改定し、早ければ来年４月からの実施を目指す。
検討会では申請者全員に対する脳波検査も議論されたが、医療機関で検査機器の設置割合が低いことや、申請者側の負担感などを考慮。通常、聴力は段階的に低下していくことを踏まえ、過去に障害者手帳の取得歴のない申請者に対し、２級の診断を行う際に限定した。
聴覚障害者が手帳交付を求める場合、指定の医療機関で聴力検査などを受けた上で、診断書を市区町村に提出する。佐村河内氏は平成１４年、横浜市から聴覚障害２級の障害者手帳の交付を受けていたが、今年２月に改めて検査した結果、聴覚障害ではなかったことが判明。検討会で３月以降、聴覚障害の認定方法の見直しを議論していた。
