ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者と健常者を、"分断"から"交じり合い"へと導くアートの力

2014年11月22日 02時08分21秒 | 障害者の自立

みんなと同じだけど、ちょっと違う存在

小学生の頃、クラスに「たっくん」という、知的障害をもった男の子がいた。たっくんは一見、他の子たちと変わらない。体育のときは、みんなと同じように授業を受ける。でも、算数や国語の時間はいない。いつもニコニコ楽しそうだけど、時々、幼稚園児のような甲高い声を上げる。でも、クラスのみんなからは「たっくん、たっくん」と人気者で、誰も彼を“特別視”はしていない。

転校してきた私は、前の小学校ではそういう子と出会う機会がなかったので、率直に「あの子は何者だ??」と驚いた。先生に「たっくんって何者?」と尋ねたところ、担任の教師は、その素朴すぎる疑問に「わははは!」と大笑いした。「何者?って、あなた、面白い表現ね~!たっくんは、みんなと同じだけど、みんなと一緒にできないこともある。そういうときだけ、特別支援学級で、別のお勉強をしているのよ」。たっくんとの出会いが、私にとっては「障害者」との初めての出会いだった。

『五体不満足』と「バリアフリーブーム」

その数年後、乙武洋匡さんの『五体不満足』が大ベストセラーになった。「障害を個性のひとつ」と捉える作者の、前向きな生き方は衝撃を持って受け止められ、社会全体で「バリアフリー」や「心のバリアフリー」について考えることがブームになった。

ただ、乙武さんがヒーローになっても、現実の「障害をもった人たち」は、相変わらず、都会のど真ん中というよりは、郊外など、ちょっと人里離れた所(というと語弊があるが、実際、施設があるのは、地方の自然に囲まれた地域が多い)で、地道な生活を送っている。そんな、「ごく普通の障害者」たちによるアートが、日本でも注目されるようになって、約20年が経つ。「障害者アート」という人もいるが、正確にはこう呼ぶそうだ。「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」「生の芸術」(※1) 。施設関係者たちの活動などを通して、地道に広がってきた(※2) 彼らのアート作品は、この社会で「普通に生きる」とは何か、「普通ではない者」とカテゴライズされて生きるとはどういうことか、そもそもアートとは何か等々、様々な問いを投げかけ、私たちの「当たり前」を揺さぶる。

2014年11月8日(土)、日本では初めての試みとなるアール・ブリュットの合同展覧会が始まった。展覧会のコンセプトは、「TURN/陸から海へ~ひとがはじめからもっている力~」。東京藝術大学教授の日比野克彦氏が監修し、全国4つの美術館を巡回する。オープニングイベントを見てきたのだが、帰宅した当日は知恵熱が出るほど考えこんでしまった。

「ひとがはじめからもっている力」って何だ?

同企画展に先立ち、日比野克彦氏は、入所者の方々と「時間を共有するため」、全国4つの障害者支援施設で「ショートステイ」をしている。日比野氏は、施設への滞在を通して、障害を持った人たちの創作意欲や独特のキャラクターを目の当たりにした。「健常者」である彼が、入所者とともに寝泊まりし、同じように作業をする。することが何もない時は、日がな一日ぼんやりすごす。滞在中、日比野氏は、「アート(美術)のアートたるゆえんは何か」、「表現とは何か」「そもそも『美』とは何か」など、様々に思いを巡らせたそうだ。考えぬいて見えたものが、今回の展覧会のコンセプトとなった。いわく、「ひとがはじめからもっている力」

「良い意味で、分かりやすいコンセプトだなぁ」と、はじめは思った。「障害を持った人たちのアート作品を通して感じられる、普遍的な『生のパワー』みたいなものかな……?」と思っていた。だが、現実はもっと複雑だった。その「複雑さ」をレポートするのが、このブログの目的です。ちょっと長くなりますが、時間の許す限り、お付き合い下さい。

障害者、マルセル・デュシャン、岡本太郎の作品が並列に並ぶ

合同企画展のスタート地点は、京都府亀岡市の障害者支援施設「みずのきえん」が運営する「みずのき美術館」。京都駅から電車で20分あまりの、亀岡駅で下車する。町中にある「みずのき美術館」まで、てくてくと歩く。

商店街の古い家屋がたちならぶ中に、ぬっと、真っ白な、でも不思議と町並みに溶け込んだ建物が姿を現す。

中に入ると、障害を持った人たちの作品から、マルセル・デュシャンの有名なアート作品「泉」、岡本太郎が全国行脚して、地方に生きる人々の生活を撮影、文章とともに著した「藝術風土記」、最近の現代アート作家たちの作品、演出家の野田秀樹さんの作品までが、“対等に”並んでいる。

当日は、日比野克彦氏と、キュレーターの奥山理子氏による作品の解説があるということで、かなりの人出だ。100人くらいは集まっている。取材陣も多数。

いよいよ、作品解説が始まる。1作品目は、島袋道浩さんの「輪ゴムをくぐりぬける」。無造作に置かれた輪ゴムが、人々の行為を誘発する。日比野氏が、文字通り「輪ゴムをくぐり抜け」るパフォーマンスをし、会場はどっと湧く。

これも、日常にありふれたモノからコミュニケーションを生み出すアートだ。

そもそも、絵を描くことの意味って何?

次は、日比野克彦氏が、全国4つの障害者支援施設にショートステイした際に仕上げた作品。日比野氏は、滞在中「絵を描くことを自分に課さなかった」という。それでも、入所者たちとの何気ない時間から、「1人1人のキャラクターを見ているうちに、積もってくるものがあり」、隣接のアトリエへで、彼らのイメージをもとに作品を仕上げたのだという。

入所者の方々と一緒に創作する中で、日比野氏は「絵を描くって、なんだろう」という、根源的な問いにぶつかった。私たちが絵を描くときは、だいたい、描いた先の結果を見越して表現している。それは、他人からの「すごいですね」という評価かもしれないし、「思い通りのイメージを表現できた」という自己満足かもしれない。が、施設の人たちは、そういう「未来」や「結果」を思い描くことなしに、ただひたすら描くのだという。

障害を持った人たちがアートで表現する行為は、「意味」や「未来」とは切り離されているのかもしれない。私たちが絵を描こうとする場合は、事前にイメージを組み立ててから、カンバスに色を塗り始める。が、日比野氏が出会った「ソウちゃん」という方は、真っ白な紙の中から、何かあるものを「掘り起こす」ために筆を動かしているような印象を受けたという。彼は、頭の中のイメージを紙に投影するのではなく、紙の中からイメージを掘り起こしている。いや、彼が掘り起こそうとしたのは「イメージ」ですらないかもしれない(「イメージを掘り起こす」という表現自体、私たちの先入観である)。とすると、彼が筆を動かす「行為」とは一体何なのか?

「ダルマの目入れ祭り」という不思議な光景

頭がこんがらがってきそうになったところで、田中偉一郎さんというアーティストによる「目落ちダルマ」の「目入れ祭り」が始まった。会場の天井付近には、巨大なダルマが(なぜか)鎮座している。

(何でこんな場所にダルマが……)

今から、作者の田中さんが、この巨大なダルマに「目」を入れるという。なぜか目隠しをし、「メーーーーッ!」と叫ぶ田中さん(ダジャレ?)。

一体、どうやって天井のダルマに目を入れるのか。参加者だけでなく、町の人たちも、「???」といった顔で、立ち止まったり、ちょっと気まずそうに前を通り過ぎたりする。

幾度かの「メーーーー!」という絶叫を経て、いよいよ「目入れ」が始まった。

結局、ダルマの目は、2階にいるダルマ本体ではなく、美術館の外壁に描かれた。一同、拍手喝采。作者の田中氏いわく、「巨大なダルマがなぜか天井に置かれている、目入れをする作者自身が、なぜかタオルで目を隠している、ダルマの目入れの場所がズレている……というように、『すべてがミステイク』な作品です」。

通りすがりの人も含めた皆が、田中さんの「ミステイク」を共有するという、ちょっと不思議な光景だった。田中さん、素足で寒そう。

「アウトサイダー」的なパフォーマンスが、街に出ることの意義

福祉や美術にあまり関心のない人たちも、「あれは何だ?」と、興味をそそられ、思わず見てしまうもの。「アウトサイダー・アート」や「アール・ブリュット」の作品たちが、美術品という枠組みを超え、“パフォーマンス”として街に出ることには、大きな意味があるように思う。「普通の人々」が、アートをきっかけに、アウトサイダーと呼ばれる人たちの周りに集まってくる。そうすることで、「障害者」への意味付けも変わってくる気がした。

もちろん、「そんなのは単なる希望的観測では」という意見もあると思う。現状では、「障害者」「健常者」といったカテゴリーを意識せざるを得ない場所が、まだまだ沢山あるからだ。いくらバリアフリー化が進んでも、見えない心の壁や、家族を含めた当事者たちの苦悩は残る。それでも、「彼らと我々」が、完全に分断されているよりは、どこかで混ざり合い、こうして出会える社会の方が、健全ではないかと思う。この展覧会のように、その融合は「アート」の分野で先に達成されているが、この「社会」にもまた、徐々にそういう原理が広がればいいと思う。

「美術」と「福祉」をつなげようとする試みのジレンマ

課題はある。当日は、展覧会を共同開催する美術館のキュレーター4人が、トークセッションを行った。「アートと福祉の交差点 交通渋滞発生中!」と題したラウンドトークでは、「美術」と「福祉」をつなげようとする試みのジレンマが伝わってきた。

広島、鞆の浦ミュージアムの櫛野さん(写真右から2人目)は、「障害をもった人たちの作品が“1人歩き”するのではないか、との懸念もあった」という。

「障害者の中には、当然ながら、アート作品をまったく作らない人もいる。彼らは普通に、施設で生活している。そういう人たちにも光が当たるようにしたい」(櫛野さん)

その意味では、「作品を作らない障害者たち」と一緒に過ごした日比野克彦氏のショートステイ体験は、示唆的でもある。

アートといえば、すぐ「◯◯展で入賞した」というように、権威づけを欲する風潮がある。もちろん、障害者たちや「アウトサイダー」たちの作品が賞を取ることに「意義がない」とはいえない。が、それだけでは、彼らが表現することの「意味」は見えてこない。

アートは科学のように、「進化」を前提としない

日比野克彦氏は、「美術」と「科学」の違いを次のように語る。

「医療や科学というのは、新しい知見を『下から順に積み重ねていく営み』なんですね。学問分野全体として、『進化』が前提になっている。一方、美術は、進化を目指すことが目的ではありません。1人1人の作品はそこでいったん完結しており、受け継ぐことができない。美術は、先行する知識を受け付けないのです。つまり美術は、下から上に『進化』をしていくのではなく、1人1人の表現が横に並んで、どんどん広がっていくイメージなんです。そのイメージを、素直に体現しているのが、障害者たちのアール・ブリュットなのかもしれない

「現代社会に生きる私たちが、1万5000年前に描かれたラスコーの壁画を見ても、『ああ、上手だなぁ』と思いますよね。また、『あなたにとって好きな赤色は、どんな赤色ですか』と尋ねて、カーネーションの赤が良いと言う人もいれば、リンゴの赤が好きだと言う人もいる。どちらの『赤』も正解なんです。アートというのは、1人1人に寄り添う力がある。この、アートの原理は、社会問題の解決にも活かせると考えています

ああ、そうかと思った。ある種の美術作品を見て私たちが感動するのは、それが近代的な未来へと向かう「直線的な時間」を前提としていないからだ。それぞれの作品には「固有の時間」がある。その固有性は、「他者性」でもある。私たちは、アートを通して「他者」と出会うのだ。

「健常者も障害者も同じ人間」という、心地よいスローガン

エッセイストの中村うさぎさんは、『愚者の道』(2005、角川書店)という作品の中で、下半身麻痺の男性と出会った経験を綴っている。うさぎさんは、車椅子生活の苦悩を含めた、彼の様々な内面を、「完璧に『分かる』とは言えない」と、率直に告白する。どんなに頑張っても、身体障害者である彼のすべてを「私」が理解・共有することはできない。が、そういう彼と「私」の差異こそが『他者性』なのではないか?うさぎさんは、その『他者性』を無視して、「健常者も障害者も同じ人間だ」と、聞こえの良いスローガンで思考停止してしまうことの危険性を指摘する。

アール・ブリュットに関しても、同じことが言えるのではないか。日比野氏の語る「アートの原理」に照らして言えば、作品の「美」は1つ1つ完結しており、それぞれが「力」を持っている。しかし、その作品を見て、単に「健常者も障害者も、アートの土俵の上では平等だよね」と感動するだけ……というのは、違う気がする。

それぞれの「力」を持つ作品たちが宿す「他者性」から、目を背けることはできないのだ。目の前に、個としての表現が、ぬっと顔を現す。障害者をはじめとする「アウトサイダー」たちの作品は、見る者に「他者性」をつきつける。つきつけられて立ち止まり、足がすくんで動かなくなって、そこにとどまるか。「平等」という心地良い言葉のもと、考えることを止めるのか。それとも、その先へ進むのか。美術と福祉をつなげるアール・ブリュットの試みは、見る者を際限ない思考の循環へといざなう。(了)

(取材協力:日本財団)   BLOGOS   2014年11月20日 08:25

 


障害者の競技大会で全国へ 尼崎の男性、ビル掃除部門で

2014年11月22日 02時02分32秒 | 障害者の自立

 障害のある人が職場などで培った技能を競う「全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」が21日、愛知県で開かれる。ビルクリーニングの部に兵庫県尼崎市長洲中通の山根章吾さん(19)が兵庫県代表として出場する。

 同大会では、製品パッキングや洋裁、電子回路接続など24種目が行われる。ビルクリーニングでは、模擬オフィスをモップや掃除機などで掃除し、早さや丁寧さを競う。

 現在は就労支援を行う職業訓練校に通う山根さん。県立阪神特別支援学校高等部3年の時、授業で同競技を始めた。週3回の授業だけでなく、昼休み、放課後などに猛練習を重ね、昨年12月の県大会で見事金賞を受賞、全国大会の切符を手にした。

 「壁や机に当たることなくゴミなどを拭き取らないといけない難しさがある」と山根さん。「応援してくれる先生たちのために、ゴミ一つない完璧な競技をし、メダルを持ち帰りたい」と誓っていた。

アビリンピック全国大会に出場する山根章吾さん=西宮市鳴尾浜3 

アビリンピック全国大会に出場する山根章吾さん

時計2014/11/20 20:05      神戸新聞


視覚障害者用眼鏡を31人に贈与、センサーで障害物を感知

2014年11月22日 01時54分04秒 | 障害者の自立

 障害者人材育成センター(DRD)及びホーチミン市青年社会事業センターはこのほど、視覚障害者の移動をサポートする特殊眼鏡を視覚障害者31人に贈与した。この特殊眼鏡は、ホーチミン市技術師範大学で教師を務めるグエン・バー・ハイ博士によって開発されたもの。

 この特殊眼鏡の中心にはセンサーが取り付けられており、センサーが作動することで眼鏡からの距離1.2m圏内にある障害物を感知し、振動により障害物の情報が使用者に伝えられる。

 今回この特殊眼鏡を贈与されたうちの1人、視覚障害者施設「ティエンアンホーム(Thien An Home)」のグエン・クオック・フォン所長は、「視覚障害者にとって最も難しいのは移動だ。視覚障害者用杖は路上にある障害物を感知するに過ぎず、高いところにある枝やひさしなどの障害物にぶつかる危険性がある。この特殊眼鏡を掛ければ正面だけでなく上下左右の障害物も感知するため、通勤や通学などの移動も安心してできるようになる」と話した。

2014/11/20 16:00 JST配信      日刊ベトナムニュース


:精神障害者支援に 福島・飯舘村長が講演−−22日 /鳥取

2014年11月22日 01時51分10秒 | 障害者の自立

 精神障害者の社会復帰・社会参加の支援に当たる精神保健福祉士(PSW)が研さんする「第30回中四国精神保健福祉士大会」が22、23日、鳥取市尚徳町のとりぎん文化会館で開かれる。PSW対象のシンポジウムや分科会があり、22日午後2時から福島県飯舘村の菅野典雄村長の基調講演が一般公開される。

  PSWは国家資格で県内の登録者は294人(2014年9月末現在)。大会では「時の変化にしなやかに『支援の心は……』」をテーマに、社会情勢が変化する中での精神障害者らへの支援のあり方を考える。

 東日本大震災では、日本精神保健福祉士協会鳥取県支部も支援活動を続け、50人近くのボランティアが被災地に赴いた。菅野村長の講演では、東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされている飯舘村の復興の過程を紹介し、精神障害者の社会復帰の過程と通ずる部分を考えてもらうという。同協会県支部長の岩永明美さんは「県内ではPSWが全国で最も少なく、認知度も低い。PSW同士の連携を図る場にもしたい」と話している。

 基調講演は定員約200人で参加無料。問い合わせは大会事務局(0857・59・0060、平日午前8時半〜午後5時15分)。

毎日新聞 2014年11月20日 地方版


「精神障害に理解を」

2014年11月22日 01時48分08秒 | 障害者の自立

 精神障害者への理解を深めてもらおうと、多摩市民館で12月12日、フォーラム「ありのままに〜統合失調症がやってきた〜」が開かれる。統合失調症で療養し、芸能界に復帰した漫才コンビ松本ハウスのハウス加賀谷さんが講演し、漫才を披露する。主催するのは、市内のNPO法人や社会福祉法人などで構成する同フォーラム実行委員会。

 統合失調症とは幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患。薬の開発やケアの進歩によって回復または日常生活に支障がない状態に至るケースも増えている。 人気絶頂中だったハウス加賀谷さんは統合失調症を悪化させ、99年から10年間活動を休止していた。入院やリハビリを経て芸能界に復帰。昨年夏、相方の松本キックさんの視点も交えてその体験を赤裸々に綴った本『統合失調症がやってきた』を発行した。

 フォーラムでは松本ハウスの2人が漫才と講演を行い、統合失調症について分かりやすく伝える。また、弁護士の池原毅和さんが「そうだったのか!障害者権利条約と障害者差別解消法」と題して基調講演を行う。

 主催者によると、市内には知的障害者や精神障害者が生活するグループ施設が174カ所あるという。ただ、多摩区内では今春、精神障害者のグループホーム入居者の転居を巡って移転先周辺の住民が反対する運動を起こした経緯がある。障害者の人権侵害が社会問題として叫ばれて久しいが、まだまだ理解が進んでいないのが実態だ。

 同実行委員の三橋良子さんは「統合失調症は適切な支援が受けられれば、社会参加できる。ありのままを知ってもらい、市民の理解を深めたい」と話している。

 会場は多摩市民館大ホール。午後1時開場、1時30分開演。チケットは500円。定員は900人。

 チケットの申し込み・問い合わせはNPO法人たま・あさお精神保健福祉をすすめる会の三橋さん(【電話】044・281・6641)。

2014年11月21日      タウンニュース