ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

労働者健康福祉機構

2014年11月19日 02時01分26秒 | 障害者の自立

 厚生労働省所管の独立行政法人「労働者健康福祉機構」(川崎市)が障害者の雇用率を実際より高く厚労省に報告していたとして、厚労省は17日、この機構を障害者雇用促進法違反(虚偽報告)の疑いで横浜地検に告発した。厚労省が虚偽報告で告発するのは初めて。

 独立行政法人は障害者を一定以上雇い、その状況を厚労省に報告する義務がある。しかし、機構は2012~13年、障害者を実際より多く雇ったように装うなどして雇用率を水増しして報告した疑いがある。機構は10~14年に虚偽報告していたことを認めたが、厚労省は報告の修正をした14年と時効の10~11年分は告発の対象外にした。

 機構は第三者委員会を設けて事実を調査している。塩崎恭久厚労相は「意図的に数字をつくっており、極めて悪質だ。第三者委の調査を待って不正に関わった個人も告発を検討する」と述べた。厚労省から機構に出向して報告の責任者を務めていた大臣官房審議官ら幹部2人を18日付で大臣官房付とする人事も発表した。

2014年11月17日20時32分     朝日新聞


聴覚障害者に消防通報システムPR

2014年11月19日 01時58分01秒 | 障害者の自立

 火災時、聴覚障害者が携帯電話のインターネット機能を使って簡単に素早く通報できる「緊急通報システムWeb119」を知ってもらおうと、那賀消防組合消防本部の職員が、紀の川市貴志川町尼寺の聴覚障害者宅を訪れてPRしている。

 秋季全国火災予防運動(9~15日)の一環で、住宅防火診断の利用促進と合わせて実施している。家庭を訪問するのは昨年に続き2年目となる。

 職員は同システムの使い方や登録方法を説明。住宅防火診断では寝たばこ、ストーブ、ガスコンロに十分注意することや、防火対策として住宅用火災警報器や消火器の設置、近隣の協力体制を強化することの大切さを説明し、「何かあればすぐに119番通報してください」と呼び掛けた。

 29日までに管内計5カ所の聴覚障害者宅を訪問する予定。

14年11月17日 17時58分     わかやま新報オンラインニュース


茨城)聴覚障害者サッカー日本代表に筑波技術大3人

2014年11月19日 01時51分38秒 | 障害者の自立

 聴覚障害者のサッカーの日本代表男子チームに筑波技術大学の学生3人が選ばれた。3人は17~30日の日程でイランで開かれる「第3回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会」に出場する。

 代表に選ばれたのは、4年の吉野勇樹さん(22)、ともに3年の大西諒さん(21)と藤村厚史さん(21)。

 いずれも聴覚障害者が学ぶ産業技術学部に在籍し、サッカー部に所属する。子どものころからサッカーをしてきた。

 聴覚障害者のサッカーは、プレーの判断が旗を上げて示されることはあるが、基本的なルールは一般のサッカーと同じだ。

 だが、補聴器をつけることが安全のためにできず、健常者のように試合中に選手たちが声を出し合って意思を確認することが難しい。選手たちは周囲をよく見て試合をする。選ばれた3人は、練習ではアイコンタクトでスピードあるパスをつなぎ、迫力あるシュートを放っていた。

 吉野さんは3年前から日本代表に選ばれている。攻撃的な中盤の選手で、背番号10をつけ「司令塔」の役割を果たす。代表では12試合に出て6得点した。吉野さんは「ドリブルが得意です。今回は優勝が目標です」と話していた。

 大西さんは初選出。サイドの突破力に優れ、スピードを生かした攻撃力が期待されている。大西さんは「初めてなので緊張すると思うが、緊張を楽しんで、試合に出たいと思います」と話していた。

 藤村さんも初選出。体を張った守備力が期待されている。藤村さんは「初の日本代表で緊張すると思うが、緊張しないようにして試合に出たい」と語った。

 代表チームの中山剛監督(39)=兵庫県姫路市=は「茨城の選手たちは若くて勢いがある。活躍してチームに勢いをもたらしてほしい」と話していた。

写真・図版

代表に選ばれた、左から吉野勇樹、大西諒、藤村厚史の各選手=つくば市天久保4丁目

朝日新聞     2014年11月18日03時00分


花壇作り:花の会と障害者、一緒に−−富士 /静岡

2014年11月19日 01時49分08秒 | 障害者の自立

 富士市花の会(渡辺香寿美会長)と障害者就労支援施設・鷹身工芸社(山本行信所長)は17日、同市入山瀬の富士西公園で、花苗の植え付け作業を共同で行い、交流を深めた。約1時間で黄や紫、赤など色鮮やかな花壇が誕生した。

  花の会の会員と、同施設の利用者ら計約30人が参加。公園管理棟周辺の花壇に、パンジー、ビオラ、アリッサムの3種計1200株を丁寧に植えた。パンジーは、施設利用者が種から育てた。

 両団体の共同作業は10年目。毎年6月と11月に季節の花を植えている。山本所長は「育てた花を飾ってもらい、励みになる」、渡辺会長は「とってもきれい。たくさんの方に楽しんでほしい」と話した。

毎日新聞 2014年11月18日 地方版


喉頭摘出者の悩み語る/県身障者福祉協会主催

2014年11月19日 01時42分45秒 | 障害者の自立

音声機能障害で公開講座

 一般公開講座「喉頭がんによる音声機能障害者が悩み抱える課題」(主催・県身体障害者福祉協会)が17日、県宮古合同庁舎で開かれた。日本喉摘者団体連合会沖縄県友声会の田名勉会長が、自身が体験した喉頭全摘出者の悩みや苦しみ、サポートの必要性などを語った。

  十数年前に喉頭がんのため喉頭を全摘出した田名会長。声を失ったショックに打ちひしがれていたところ、トレーニングで声帯がなくても声が出せるようになることを知り、前向きな気持ちになれたことを紹介した。

 その一方で、喉頭摘出により口は食事専用となり、呼吸用に鎖骨付近に開けられた気管孔に少しでも水が入ると咳き込み苦しくなることや、においを感じなくなる、息が止められないため力んだり力を出すことができないなど、日常生活の中で多くの不便が生じる現実を説明。手術時や退院時、病院からそのようになるとの説明を受けていなかったため、一つ一つの問題を自分でクリアしてきたことを振り返るとともに、説明やサポートの必要性を指摘した。

 音声機能障害者は外出しなくなる傾向にあると話す田名会長。「人口喉頭などなどで積極的に人とコミュニケーションをとるべき」と呼び掛けた。

田名会長の講話を聞く参加者たち=17日、県宮古合同庁舎

2014年11月18日(火) 9:09     宮古毎日新聞