京都府障害者のつどいが23日、京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかで催された。体験発表や手話の合唱などに、参加者約800人が聞き入った。
府内の身体や知的、精神障害などの9福祉団体でつくる障害者社会参加推進センターの主催。12月3~9日の障害者週間を前に毎年開いており、15回目。
体験発表では、丹波地域で暮らす障害者3人がステージに登った。両足まひなど複数の障害のある男性(41)は、何度も手術した経験や車いす駅伝に出場した体験を披露。「両親の老後が心配になってきた。地域で自立した生活ができればと考えている」と述べた。
その後、手話サークルの合唱や視覚障害者らのハーモニカ、難聴者らの和太鼓合唱などが次々と披露され、大きな拍手が送られた。
手話通訳を交えた当事者(壇上右)の体験発表に聞き入る参加者たち=亀岡市余部町・ガレリアかめおか
【 2014年11月24日 10時51分 】 京都新聞