ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者とゲーム

2014年11月12日 00時59分12秒 | 障害者の自立

 武蔵野美術大学(小平市)出身のデザイナーらが、視覚障害者と健常者が一緒に遊べるボードゲーム「アラビアの壺」を制作し、今月から販売を始めた。音を聞き分けたり、重さを比べたりして楽しめるゲームで、作り手の濱田隆史さん(30)は「障害の有無にかかわらず、多くの人が楽しめる娯楽を増やしていきたい」と話している。

 アラビアの壺は、手のひらサイズの九つの壺を九つの升目が書かれたボードに置き、並び替えて遊ぶ。壺には鈴かビー玉、玩具の弾のいずれかが入っており、同じ音が鳴る壺を升目の縦か横、斜めに並べた人が勝ち。2人から6人で遊ぶことができる。視覚に頼らないため、視覚障害者と健常者が共に楽しめる。

 発案した濱田さんは同大造形学部工芸工業デザイン学科卒。映像ゲーム会社の企画担当を経て今春独立し、国分寺市に事務所を構えた。子どもの頃から大のゲーム好きで、卒業制作で耳が聞こえない人のためのキーボードを作った経験などから、障害者が楽しめるゲームを増やしたいと、会社員時代から100のアイデアを温めていた。

 同大の同級生の佐藤仁さん(29)、後輩の梶川晴香さん(26)も仲間に加わり、10月に第1弾商品としてアラビアの壺を完成させた。濱田さんは「障害者も参加できるゲームを考えると、結果的に今までにないアイデアが生まれ、健常者にとっても面白いものができる可能性がある」と話し、今後もゲームを通じた交流会の開催や新作の開発を予定している。

 アラビアの壺は当面、税別5800円で販売。問い合わせや購入は専用ホームページ(http://arabianotubo.com/)から。

2014年11月11日      読売新聞

視覚障害者向けウェアラブルデバイスを発表・盲導犬に代わって目標物へ自動案内

2014年11月12日 00時51分57秒 | 障害者の自立

Microsoftは5日、視覚障害者に対してバス停などの目標物への針路情報を伝えることができる新しいウェアラブルデバイスを発表した

このウェアラブルデバイスはヘッドフォンのような形状をしたもので、Microsoft PhoneのGPS機能を利用して利用者の位置情報を取得した上で、自分が行きたい場所まで音声で案内をしてくれるというものとなる。

こうした道案内は盲導犬を使っても行うことができるが、盲導犬の場合は、普段から行き慣れた場所を案内することは可能であっても、これまでに行ったことのない場所を案内することはできない。対して、このこのウェアラブルデバイスを使用した場合には、GPSとデジタルマップの機能を利用することにより、どこでも行きたいところへ案内することが可能になるというものとなる。

また、独自のサラウンド機能「Microsoft 3D SoundScape」を使用することで、進むべく方向から音声ガイダンスが聞こえてくるという機能を実装することで、画面ガイダンスがなくても進むべく方向が的確に把握できるように工夫が凝らされている。

Microsoftでは、この視覚障害者向けウェアラブルデバイスは現在、開発中としており、具体的な製品のリリース時期については明らかにはしていないが、完成後は、Microsoft Phoneのオプションとして利用可能になる見通しだ。

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