多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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憲法改正ならすべて歓迎していいのか?

2020-11-11 | Weblog
石破茂さんも自衛隊の在り方に関して憲法改正を主張していました。
紹介するのが面倒臭いのでその詳細は省きますが、法律レベルで役所のやっている法解釈のつじつま合わせみたい「改憲」論です。

ただ問題はその「魂なき改憲論」で、日本の伝統や国体護持の視点はありません。
このことは要するに中韓に配慮しろという石破さんの歴史認識と重ねればさらにハッキリ見えてきます。
石破さんは防衛に関してはタカ派と言われますが、こんな「魂なき」改憲・自衛隊論だから石破さん、左翼と相性がいいとすらとれます。

石破さんの話が長くなりましたが、保守の人、憲法改正と言えばすべて信用して大歓迎というなら甘い。
戦後占領体制の永久化という「憲法の精神」はそのままで石破さんの憲法改正論のように微調整するだけの改正論も出てくる可能性があります。

こんな憲法改正論は「改正」どころかむしろ現行憲法補強でしかなく有害。
そして保守のいわゆるリベラルや左翼側からそのうちこんな憲法改正論が出てきてもおかしくないと思うがサテどうか?

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