経済混乱時に岸田政権は対処できるか？…株価乱高下に地震

株価が乱高下していますが、バブル崩壊とその後の期間、日本の経済政策を担ったのは岸田の親分筋にあたる宮澤喜一でした。
宮澤喜一は天皇陛下訪中などで保守の人には評判が悪いが経済政策はどうだったか？

バブル崩壊の影響が深刻化すると積極財政のような政策も打っています。
ただ経済低迷時の積極財政は誰が政権にいても考えつくことで、それも宮澤喜一が主導したというものでもない。

そして重要なのは宮澤喜一に限らず日本政府、バブル崩壊後の経済構造の変化に殆ど対応できませんでした。
PCやネットの普及のようなIT化は予測もできなければその後の対応もできず、世界のネット産業の中心は米国に。
国内産業の空洞化やデフレにも無策で評判の悪い外国人雇用もこのころから活発に。

それでは仮に今、バブル崩壊が起きたらどう対応できるか？
株などのバブル崩壊だけでなく大地震による経済混乱のような事態も含めてですが、岸田に「宮澤喜一の時代」以上のことができるかは疑問。
外国人活用だのインバウンド推進などと言っているようでは期待しても無駄では？