多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

中流はほぼ平年並みの水量に? 多摩川釣り情報

2011-06-14 | Weblog
冬から春咲きまでは多摩川の中流、水量がかなり減っていましたが、タイトルの通り、最近はほぼ平年並みに回復しているようです

しつこく工事をやっていた調布の二ヶ領上河原堰堤の工事もほぼ終わったのも、関係あるのかもしれません

釣り師も徐々に増えて、特にアユ釣りなんか一か所にこんなにいて大丈夫だろうか、と余計な心配をしたくなるような場所もあります

ただ水量が増えたということは、水量の変化が激しくなることでもありますから、水難事故にはせいぜい気をつけて下さい

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●百年梅干は作れるか? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-13 | Weblog
梅干し作りのシーズンもそろそろ終わりですが、百年・二百年後も味が変わらない梅干しを作れるか

ポイントは「味が変わらない」です

単に腐らず食べられるだけなら話は簡単で、どうとでもできます

問題は風味をいかに保つか。欲を言えばビンテージワインみたいに年代が経つほど味がよくなるようにしたいです

しかし家庭でこれを目指すのはかなり難しいのでは

まず、容器がプラスチックでは劣化してボロボロになる

ガラスや陶器の容器にしても完全に密閉するのは難しい。どこかから水分が抜けて何百年も経てばタダの塩漬けになる

梅の熟し具合やアク抜きの加減も重要。柔らか過ぎると溶けて崩れる

シソを入れるなら、梅より傷みやすいなど、課題は山積

まあ、良い方法でも考えてみて下さい

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●菅直人はなぜ権力に執着するか? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-12 | Weblog
菅直人がなかなか辞めない、権力に執着しています

なぜそこまでしつこいのかは、彼の出自が市民運動家だからでは

組織の中で手順に従って選ばれ組織のルールに従って辞めていく、という常識は彼には期待できないでしょう

ちょうど北朝鮮の金さんに評判が悪いから辞めては、と勧めても辞めるわけないのと同じ

一度権力を「奪取」したら死ぬまで手放さない、権力の中枢を身内で固め世襲すらやりかねない

こういう感覚、これまでの自民党首相より、革命直後のソ連や中共、キューバ、北朝鮮の支配者に近い

市民運動と出自が基本的には同じ左翼過激派が、大学紛争が終わっても延々と大学自治会や労組を牛耳っているのと似てます

ただこれは菅の個人的な資質というより、本質は左翼政党である民主党の体質であり構造では

だからたとえ菅が辞めても第二・第三の菅が続いて出て、金さんやカストロさんみたいな終身独裁を目指そうと繰り返すのでは

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●日本で一番安心できるのは瀬戸内? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-11 | Weblog
私、岡山と多摩川エリアの往復生活をしています。今回の地震の時も岡山にいましたが揺れはまったく感じませんでした。いわゆる「買いだめ」なるものも殆ど見かけなかった

そこでタイトルのような結論ですが、ヒイキや単なる思い込みで言っているのではありません

まあ、瀬戸内地方について客観的に考えましょう

地震と津波の危険ですが、瀬戸内で巨大地震の発生はあまり知られていない。あるとしたら南海地震ですがこれは離れている

津波も同じで南海地震で影響が大きいのは四国の太平洋岸です

瀬戸内海沿いの人は津波や高潮はないと割り切って、海のそばに海の家みたいな家を建てて暮らしていますが、それでも津波や高潮がゼロではないので一応要注意でしょう

しかし津波の直撃に比べればそれほどでもない

ここにきて電力の安定供給というのが出てきましたが、これも中国・四国地方は不安が少ない

ついでに言うと洪水や台風の被害も少ない

ということで消去法で瀬戸内地方が一番安心となったわけです

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だんだん派手になる?多摩川の野草

2011-06-10 | Weblog
この写真、うちの近くの多摩川の河原に咲いてた雑草というか野草です

近くで栽培していたのが転がってきてここで育ったのでしょう

それにしてもどこかの花壇から盗んできた、と誤解されそうな派手さ

思い切り派手なのを集めたというのもありますが、このトロピカル来世みたいな極彩色、昔ながらの懐かしい河原の枯れススキ風の日本の川辺の草花とはかなりかけ離れてます

数年前までは気がつきませんでしたが、だんだんこんなのが増えてきているみたいです

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●梅干し作りは手間がかかるか? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-09 | Weblog
目下梅酒と梅干しのシーズンですが、梅酒はとにかく、梅干しを作る人が減っているんじゃないか

東京の農家の梅園もいつのまにかマンションに、というのをよく見かけ、スーパーの梅酒・梅干しグッズでも梅干し用が減っている気がします

話はずれるが、梅干しと納豆と比べても、最近は納豆のほうに分があるようです

確かにグローバル化の時代、時給が800円や900円の国で梅干し作ってビジネスとしてやっていけるとは思えません

そのくせ、梅干しは通信販売の定番で、過剰スペックな商品が結構なお値段で売られています

作り方のガイドブックを見ても、こんなにバカ丁寧に手間かけて、と言いたくなるのが多い。通販と同じでウンチクがあり過ぎ

しかし梅の木なんて日本中どこにでもあって、実はタダみたいなもんだし、梅干し作りも工夫すればかなり簡単にできる

ということで、今年はシーズンは残りわずかですが、梅干しに挑戦してみては

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多摩川沿いの緑豊かな団地

2011-06-08 | Weblog
以前というかかなり大昔、多摩川沿いの大規模団地、ということで東京都住宅供給公社の多摩川住宅をご紹介したことがありました

狛江と調布にまたがるこの団地、確かに大規模で上空を通る飛行機からもはっきりわかります

ただ大きいだけなら、多摩ニュータウンあたりに結構あります

となるとこの団地のウリは多摩川沿いの緑豊かな団地、ということでしょうか

写真がそれ

ケヤキの並木ですが、手入れにも結構手間がかかっているようです

ところでここも再開発計画が出ているが、これだけの緑は守って欲しいですな

当ブログでたびたび取り上げますが、二子玉川再開発という良くない前例があることですし

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多摩川釣り情報 中流にアユは戻ったか?

2011-06-07 | Weblog
多摩川もそろそろ釣りシーズン本番、しかし中流は河川工事でかなりいじられて、どうなるか不安の釣り師も多いことでしょう

中にはあれだけやられたら魚は全滅したのでは、とご心配の向きもいるかもしれません

東日本大震災や原発事故もあったし、とお考えかもしれませんが、これは別に関係ないでしょう

そこで本論、中流の最近のお魚のようすです

確かに工事で心配でしたが、水量もそこそこ回復し、それにつれてアユやハエも例年通り戻ってきているようです

ただ数や大きさと言われても、六月になったばかりでまだ分かるわけないでしょ

強いて言えば、例年よりは少なくて遅れている、というところでしょうか

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●ジューンベリーの季節です 元林徹の多摩川から一言

2011-06-06 | Weblog
この時期、ジューンベリーのシーズンです

ジューンベリーはブルーベリーほどメジャーじゃないですが、写真みたいなベリーで、味や大きさはまあブルーベリーに似てますな

ただし見りゃわかりますが、色はかなり違う

ついでに言うとうちに植えてある果物のなかでは一番お上品かな

さらに言えば、ジューンベリーというメルヘン風女の子的名前ですが、実物の木は和風の庭でもそんなに違和感がありません

メジャーじゃないと言いましたが、もっと知られて作られてもいいんじゃないか

地域にもよると思いますが、ブルーベリーより栽培も簡単な気もします

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●菅直人はなぜ往生際が悪いか? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-05 | Weblog
というよりも、なぜ権力にあれほど執着するかということでしよう

理由は引け際も死に際も、そのやり方を知らないから。まして死に際の美学とは無縁だからです

これは菅個人の資質というより、この世代の性格かもしれません

戦前世代が持っていた日本の伝統的な引け際の美学は、敗戦で価値観がすべて否定され受け継ぐことはなかった

かと言って、今の若い人みたいに成熟した日本社会の近代人の節操というかスタイルが確立されてもない

要するに戦後日本に生じた、道徳とかスタイル意識の空白ゾーンで育った

彼らが身につけたのは焼け跡闇市でとにかく手に入ったものは手放さないことくらい

むろん、この世代の人たちの名誉のために言っておくと殆どの人はこうした価値観ゼロのスタートラインから出発して、自分なりの道徳や美学を努力して自分で身につけていったのでしょう

しかし、どうもそれができてないのが首相になってしまったみたいですね

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多摩川で網を使うのは邪道か? 多摩川釣り情報

2011-06-04 | Weblog
この前、多摩川で網で魚をとる話をしましたが、やはり主流は釣りでしょう

ところで、どこの川も同じかも知れませんが、多摩川の釣り人の皆様、網で魚をとるのは小バカにしているようなところがあります

タモアミですくうのはお子様の遊び、投網は小魚まで一網打尽の環境破壊、等々…、とおっしゃる

とにかく理屈はつきます

確かに釣りは、仕掛けとかかなり発達を遂げたな文明の産物、というのもあるでしょう

そういう「文明人」の優越意識があるとも言えなくもない

そもそも釣り人全体に網で魚をとるのは潔しとしないみたいなところがあります

話は大きくなるが、ヘミングウェイの『老人と海』にしても釣るから悲劇なので、あれが底引き網だったりしたら演歌の魚一筋でサマにならない

やはり文化の問題のようです

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●パソコンにブランド品はあるか? 元林徹の多摩川から一言

2011-06-03 | Weblog
松下パナソニックのモバイルノートPCにLet’s noteがあります

とにかく安けりゃいいのPCの世界でこのブランド、お値段もなかなか結構。ビジネス用モバイルPCの中ではブランドみたいな気もします

もちろんメイド・イン・ジャパンで中小企業の社長さんとかはこれをご愛用の人も多い

中身はウインドウズOSだから大した差別化はできないにしても、つくりが頑丈なのが買われているようです

要するにこれぞ日本のものづくりというのが琴線に触れるのでしょうか

逆にブランド価値がないのが会社備品とかのデルやHPのノートでしょう

気合の入ったビジネスマンが会社のシールを貼ってあるデルやHPのノートPCを持っているのは、高級ブランドで固めているのに安物スーパーのレジ袋をぶら下げているみたいで所詮は社畜の悲哀がにじんでいる

ところでこのLet’ note、出た当時は少々ダサいネーミングで、「バイオ」とかに押されると思っていたがどっこい生き残った

思えばPC、携帯電話で連戦連敗、落ち目の三度笠でいいとこなしの日本の電子産業がこの世に残した、数少ないブランドなのでしょうか

こう考えればちょっとさびしいですね

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二子玉川 兵庫島の新緑ですが…

2011-06-02 | Weblog
この写真、二子玉川の兵庫島の新緑風景であります

この写真だけだと随分うっそうとして見えますが、まわりはゴミゴミしていて別に自然が豊かと言うほどのものでもありません

話はそれますが、多摩川の河川敷にはこの写真みたいになぜかシュロが生えています

しかし緑のこういう風景、少し上流の狛江あたりなら別に珍しくもなんともないでしょう

また逆に第三京浜あたりより下流の住宅地でも、このくらいの茂みは結構あります

要するに、再開発で二子玉川が荒れたということです

二子玉川の緑がなくなったから相対的にこんなのも目立ってくる

昔は少しはマシだったんですけどねえ

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●家庭で節電なんかやる必要なし! 元林徹の多摩川から一言

2011-06-01 | Weblog
今年の夏は首都圏で停電になるかもしれないとワメいています

だから家庭でも節電しろ、と説教しています

しかしそもそも何の因果でそんな不自由な思いをしなければならないのか

電力不足の原因は電力会社やバカ政治家の不手際でしょ

それを何の落ち度もない家庭がなぜ尻ぬぐいに節電しなけりゃならないのか

売る側のせいで欠陥品をつかまされたが、欠陥品しかないから辛抱して使えと言われた

すると客は腹を立てるどころかそれは大変ですね、お手伝いしましょ、と同情して不良品を辛抱して使っている

お人好しにもほどがあります

お人好しを通り越して完全なバカです

これが日本人の謙譲の美徳だとでも言うのですか

節電どころか派手に電気を使って停電に陥らせればいい

そうして電力不足の犯人は誰か訴えればいいのです

昔、反権力の全共闘世代というのがいましたが、今は羊のようにおとなしいオジサンに成り下がっている

首都圏停電は犬養毅首相を殺した五・一五事件の決起将校もやろうとしたが失敗しました

そこで昔の全共闘世代のオッサンたちよ、ここで最後の気概でもみせてはどうですか?

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