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バランス型の投資信託・・・ライフサイクルファンド②

2008-02-08 19:03:10 | 運用

ライフサイクルファンドは、自分のライフサイクルに応じた運用が行え
るように、①積極的な運用を行うファンドから安定的な運用を行うファ
ンド、②運用期間が異なる複数のファンド、がセットで揃えられてい
ます。
①のファンドは、スタティック・アロケーション型といい、前回のブログ
で書きました。
②のファンドは、ターゲット・イヤー型といいます。
ターゲット・イヤー型では、自分の年金支払い開始時期に合わせた
運用期間を持つファンドを一度選択すると、その後の運用は運用会
社が残存期間に応じて行ってくれます。つまり運用会社が経過年数
によって、株式資産の組入れ比率を変更・調整してくれるので、年齢
にあわせてファンドを乗り換える必要がありません。完全お任せファン
ドということができます。

ライフサイクル型ファンドは、運用期間や年金支払い時期を前提にして
ファンドの選択を考えることになります。
しかし、DC制度の運営管理機関の投資信託としては、ライフサイクル型
ファンドだけではなく、他の商品も用意されていますので、自分自身の
判断で、自由にファンドを選択することもできます。


6日のブログで、上から6行目の②運用機関は、②運用期間の間違いです。
お詫びし、訂正いたします。            

●確定拠出年金のことを、DCといいます。
 DCは、defined contributionを略したものです。