DCに否定的な意見の代表的なものが、
①投資教育にお金がかかる→かなりかかる!といわれていたりします。
②掛金の運用は日本人には向かない。
ではないでしょうか。
①については、10月15日と20日のブログで説明しています。
投資教育には、それほどお金はかからないし、投資教育の費用を入れても、
DCのほうが中退共よりコストはかなり安くなります。
では、②についてはどうでしょうか?
株式投資を始め、お金の運用に関心を持っている人たちの裾野は広がって
きていると思います。ファンドマネージャーではない普通の人たちが、自分
で勉強して利益をあげているとうことが、それほど珍しいことではなくなって
きています。
『運用』ということは、金融工学を本格的に勉強した人や、一部のお金持ちの
人たちだけのものではないのです。
「運用は日本人には向かない」とは、何を根拠にそういうのでしょうか?
暴論には暴論で対応するしかないと思うので、では、洗濯機や冷蔵庫は
日本人には使いこなせないか?パン食は合わないかというと、そうでは
ないですよね。『運用』だって同じです。
DC制度における投資教育の内容は、性別、年齢、学歴、職業に関係なく、
理解できると思います。
自分のお金にしっかりと働いてもらうという考え方は、大変重要です。
「投資教育」の中に詰まっている知識は、知っていて邪魔になるものでは
ありません。