選択制DC、つまり給与の一部を企業型DCの掛金とするか前払い退職金として
給与に上乗せして受け取るかの選択を行う仕組みの制度で、従業員や事業主が
一番知りたいと思うのは、何でしょうか?
皆様はどうお考えでしょうか?
DC掛金を多くすることによって、社会保険料や税金が安くなることでしょうか?
それもポイントですが、私はちょっと違うと思います。
給与の一部を企業型DCの掛金とした場合、将来受け取る厚生年金の金額が、
どれだけ少なくなるのかを、知りたいのではないかと思います。
従業員は、
「給与の一部を企業型DC掛金として、リタイア後のお金を増やすのには興味が
あるけれど、その結果、将来受け取る年金額はどれくらい少なくなるのか?」
を、知りたいと思います。
事業主は、
「従業員の将来受け取る厚生年金が少なくなるとしたら、選択制DCを福利厚生
の一部として取り入れる意義がない。」
と、不安を感じると思います。
前回のブログ(8月2日)は、上記のような疑問を背景に書いたものでもあります。
厚生年金保険料は、給与と賞与から控除されます。
毎月の給与では、報酬月額により、保険料が決められています。
厚生年金を受け取るときは、厚生年金に加入していた期間に受け取った給与と
賞与をもとに計算されます。
厳密に計算することは難しいですが、厚生年金の受取額への影響を説明する
ことが、選択制DCの導入を促す上でのポイントの一つだと思います。
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