厚生年金基金の解散を検討している企業も多いと思います。
このブログへの訪問者・閲覧数は、適格退職年金について書いていたころより
だいぶ増えました。自分でもちょっと意外に思っています。
検索キーワードから、「解散」について一番関心があることが分かります。
そこで、基金の解散をどう行うかについての私の考えです。
まず、前提として、基金の解散に関する実務は、基金の幹事会社が行います。
ですから、実際、基金を解散するのは、幹事会社です。
基金を解散することを、幹事会社に行ってもらうためには、基金に加入している
事業所の大多数に、解散への賛成を取り付けなくてはなりません。
基金の幹事会社が、必ずしも解散に前向きとは限りません。
また、常務理事も幹事会社よりの場合が多いようです。
加入事業所の中には、幹事会社に近い企業もあると思います。
ですから、解散に賛成の事業所の多数派工作が必要です。
基金の解散に向けて、弊社で行うコンサルティング は、
・事業主に基金解散についての理解と決断を促すこと
・解散に向けての多数派工作のお手伝い
です。
基金を解散すると、加算部分がなくなるわけですから、ここへのコンサルティングも
必要になります。うやむやに加算部分を失くしてしまうのは、従業員のモチベーション
を考えるとやるべきではありません。
よって、コンサルティング は、
・加算部分に代わる退職給付制度を作るお手伝い
但し、加算部分を同じ金額で作る必要はありません。企業の財務状況・人事制度に
照らして、適切な内容をご提案を致します。
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