基金の現状分析(有料)を行いました。
昨年から、いくつかの基金の決算書・規約等から、有料での現状分析を引き受けています。
今年に入って依頼された基金は、「指定基金」でした。
「指定基金」とは、①3年連続で将来の年金給付に備える積立金の残高が、厚生年金の
代行部分を給付するのに必要な金額の9割を下回った基金、及び②直近に終了した事業
年度末における保有資産(純資産額)が最低責任準備金の8割を下回っている基金で、
厚生労働大臣により財政健全化を図るように指定された基金のことです。
指定された基金は、掛金の引き上げや給付削減などの対策を検討し、5カ年の財政健全化
計画を作成することになります。
計画を作成することになります。
「指定基金」なので、内容は大変厳しいものでした。
財政健全化5カ年計画に従い、特例掛金※が設定され、また給付減額も実施されました。
※特例掛金は財政の健全化のための掛金で、基金の補足掛金である特別掛金以外の掛金。
基金便りや給付減額に伴う加入者の同意を取り付けるための文章が、事業主に届いています
が、それらを読んでも釈然としないということで、ある社会保険労務士の事務所を通して依頼
された案件です。
出来上がったレジュメを持って、社労士の先生と一緒に事業主と担当者の方に説明をさせて
いただきました。
いただきました。
「分かりやすかった。」と、言うことでした。
嬉しいです。
基金の決算書等、気になる場合は、是非ご相談ください。
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