DC制度の中で使われている投資信託にはどうのような種類があるので
しょうか?一般的な投資信託の分類は次のようになっています。
○国内株式型
国内株式を中心に運用 (寿司)
○国内債券型
国内債券を中心に運用 (うどん)
○外国株式型
外国株式を中心に運用 (カレー)
○外国債券型
外国債券を中心に運用 (スパゲッティ)
○バランス型
国内や外国の株式・債券で運用 (ランチボックス)
図で示すと以下のようになります。
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つまり、バランス型の投資信託=ランチボックスには、国内や外国の株式・
債券が入っています。
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。
◇投資信託の基準価格
投資信託を購入・売却する時の基準となる価格で、1口当たりの価格
をいいます。投資信託の価格は日々変動しています。
◇投資信託の売却損益
【例】
購 入 売却① 売却②
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基準価格1万円 基準価格8千円 基準価格1万2千円
①で売却した人は、2千円の損失
②で売却した人は、2千円の利益
◇投資信託の手数料、費用
・申込手数料(購入時):投資信託の販売会社に払う手数料
DC制度専用投資信託では、ほとんどの商品に
販売手数料はありません。
・信託 報酬(保有期間):販売会社、委託会社、信託銀行の保有期間中の業務
に対して払う手数料
純資産総額に対する所定の料率が差し引かれます。
・信託財産留保額※ :投資信託を売却するために発生するコスト(換金等)
を、売却する人に負担してもらうための費用。
徴収された信託財産留保額は、信託財産内に留保され
ます。売却しない他の投資家との公平性を保つための
ものです。
基準価格に対する一定率分等が差し引かれます。
※信託財産留保金とも言います。売買時のみ、あるいは購
入時のみ、または購入時・売却時とも、など商品ごとに
異なります。商品によっては、ないものもあります。
○投資信託会社が破綻したとき
投資信託の資産は、投資信託を受託している信託銀行で、信託銀行の
お金と分けて、分別管理されています。よって、信託銀行が破綻しても、
投資信託委託会社が破綻しても、顧客資産は保全されます。
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。