大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

脳の中の人生 茂木健一郎

2009-06-15 19:46:55 | 
人生における脳の役割について、わかりやすく興味深く描かれていた。
ヒントになった点は
①よい本を読むことは、脳の一つの手入れである。
②脳にも、おそらく人生のそれぞれの時期にふさわしい手入れの仕方がある。孔子が論語で「十五にして学に志す。」と言っているように。
③文化の意味は「耕す」。自分の脳とのつきあい、手入れをすることは楽しい。
④生きていく中で直面する不確実さにうまく対応し、不確実さを楽しむと、ドパーミン細胞が活性化する。
⑤「ハッピーな気分」になるビデオを見た後では単語を覚える能力が高まる。脳が言葉に関わる高度な認識能力を発揮するには感情的な余裕が必要らしい。

作者のように、ゆったりと楽しむ「スローラーニング」を続けて、活き活きとした人生を歩んでいきたいものだ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする