大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

DVDで考える21世紀・僕らの課題

2010-07-04 20:03:28 | 文化
「DVDで考える21世紀ぼくらの課題」に参加した。今回は10年前に作られたDVD「エンデの遺言~根元的にお金を問う」を見て話し合った。
「モモ」を作ったエンデは最後のメッセージとして、お金には二つの性格があることを言った。お金は血液のように循環し、老化しなくてはいけない。
これを受け、イサカアワーや交換リング、スイスのヴィア銀行など多くの地域通貨が作られ実践された。800万円で3億円の価値が生み出された。

2009年の金融危機を受け、今世界では脱金融利子経済社会の模索が始まっている。
①北欧型の高福祉社会
②南ヨーロッパのスローライフ
③南米 コチャバンバ会議に象徴されるように、脱米国色を鮮明にし、先進諸国の罪を問い拡大経済ではない、地域文化重視型の国作りが始まっている。
④フランス 経済縮退政策が政治論議に上がっている。2008年10月国会で、緑の党は「もはや経済の成長を追い求めることは反経済的で反社会的だ」と言い、セルジュ・ラトゥーシュはこれからは「良い暮らしを追い求める時代だ」と言った。

これからは、循環型共生型の社会をめざし、食やエネルギーの自給できる地域社会連合のようなネットワーク社会が理想だろう。 

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