大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

今日より明日がこわい社会を作らないで

2012-02-11 08:36:17 | 政治
http://www.ustream.tv/recorded/20299088
岩上ジャーナルの植草さんのインタビューは、さすが一流の経済学者の解説で、日本の経済の現状について鋭い指摘があり、おすすめです。

・日本の借金は1000兆円、GDPは500兆円。
・そのうち201兆は地方の債務(これは、償還が約束されている安全なものにしか投資されていない)。251兆円は道路や、鉄道、港などインフラに利用され、国民の生活に役立っている。391兆円が赤字国債である。
・政府の資産674兆円がある。米国債を買っているが、50兆円の損失をだしている。金を買っていれば80兆円の利益が上がっていただろう。機会損失130兆円だ。だれも責任を取っていない。早く円に戻し、日銀引き受けで公共事業をやれば、円安になってよいだろう。
・社会保障全体の抜本的改革の中身は白紙の状態で、単なる巨大増税をおしつけ、自分の利権の獲得にしか目のない財務省。今こそ天下りを禁止し、政治が介入し、国民の為に働く人を評価したほうがよい。公務員人件費の削減と言っても2年間のみだ。国会議員の歳費の削減も早くしてほしい。
・野田総理の消費税アップは、「今日より明日が怖い社会」を作ろうとしている。
・完全雇用の実現、2~3%の成長、ビジョンの成長で国民に安心を。
・40万人ぐらいの自治体を作り、そこに国から実権を与える。地方主権にしていく。

経済に強い、国民の生活を大切にしようとする、実行力のあるリーダーが一刻も早く政治の場についてほしい。
コメント
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