大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

富山の地震と津波

2012-06-22 20:41:55 | 文化
立山カルデラ砂防博物館講演会「地震と津波を考える」がありました。会場は満員でした。
伊藤和明先生からは「日本の津波災害」について豊富な映像と共に説明していただきました。東北大震災は、869年の貞観地震津波と同じでした。歴史を知ることや、歴史を見つめ直すことの大切さがわかりました。
大川小学校のモダンな校舎。すぐ後ろに小高い山があるのに、地震が起きてから50分も避難場所を日頃から決めておらず、協議し、わざわざ、川の方に避難させ、犠牲を大きくしてしまったという悲劇。
県民や生徒を守る為に、今日の講演は知事や中高の先生方に是非聞いていただき、防災意識を高めて欲しい講演でした。
竹内晃先生は「富山の地震と津波」という演題で、最新の情報を教えてくださいました。呉羽断層の研究や調査がとても進んでいることがわかりました。
富大の工学部の下を通っていて富山湾に13kmもせり出し、震度7.4ぐらいになりそうなこと。有峰湖の下にも活断層が通り、ダム湖の津波も心配。上流より神通川の下流の方が高くなるので富山市は水浸しになりそう。
津波は1分後に来、7mぐらいになりそう。ヘルメットと救命具を用意しておけばよいそうです。
コメント (2)
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