大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

世界一幸せな国デンマーク

2012-09-03 20:16:31 | 政治
Eフェスタのワークショップ「北欧に学ぶ2~世界一幸せな国デンマーク」に参加しました。講師は金沢市市会議員の山本由起子さんでした。
今年4月にデンマークの社会福祉、教育、介護、エネルギーなどを視察され、多くの映像を見せて、デンマークの現状がわかりやすく説明されました。
国民の幸せ度世界一、労働組合の組織率87%、選挙の投票率87%、ためいきがでる夢の国でした。
直接税50%、消費税25%ですが、「ゆりかごから墓場まで」セーフティーネットが保障され、医療費と教育費無料。国民は年6週間の休暇が有り、別荘をもち旅行を楽しむ。
労働者が働く喜びをもち、所得に応じて税金を納め、「強い者が弱い者を助ける、共生を大切に」の気持を誰もがもっているからこそ、高い税金を払っても不満にならない。
国民は10年続いた新自由的な政策を進める自由党保守党にNOをつきつけ、社会民主党
緑の党を選んだ。地方議員は無償で、議会は夜や休日にやる。
小さい頃から、男女平等、民主主義教育を受けた人々は、要望を出し、実現した成功体験を多く持っている。予算の15%が教育へ(日本は3%)。学校理事会には生徒2名参加でき、カリキュラム、人事、予算についても発言できる。テストはなく、思考力、表現力が問われる。進学は専門学校50%、大学50%。大学院や生涯教育まで無料。うらやましい。、
農場保育園では、ぶた、にわとり、牛を飼育し、給食の食材にもなっている。3歳から男女仲良く、給食もつくっている。
高齢者福祉も、手厚く、高齢者委員会が機能している。
洋上風力発電所も、住民が参加している。騒音、低周波も余り問題にはなっていないようだ。
デンマークの人間性を大切にした豊かな福祉国家の政策を少しでも取り入れて、幸せな国日本にして、次世代にバトンタッチしたいものです。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする