Eフェスタ2013のシャキット富山35のワークショップで『日本軍「慰安婦問題」から社会の動きを考えてみよう』がありました。長年この問題に取り組んできた堀江節子さんが講師でした。
最初にDVDで国会で証言した慰安婦たちの体験談を見ました。14歳ぐらいでつらい体験を強いられた彼女は、「土にかえる前に、早く真実を認める言葉をお願いします」と述べました。
慰安婦問題が中学の歴史の教科書から消され、子供たちが真実を知る機会が奪われてしまいました。19991年勇気をもって真実を訴えた金さんを記念して8月14日を国連のメモリアルデーにしようという運動がおこっています。宣言文はとてもすばらしいものでした。
6月27日川越市の議会は「犠牲となった人を深く傷つけ、全女性の冒涜であり、男性への侮辱である」と橋本市長の発言の撤回と謝罪を求める決議をしました。
高岡市や富山県議会でもこのような人権に関する決議が出されるように、今日学んだことを子供や大人に伝えて、このようなことが二度と起こらないように戦争や暴力のない世界を作るためにこれからも多くの人とつながりあって行動していきたいものです。
安保理でも紛争下での性的暴行を非難する決議を採択し、9月には国連総会でこの問題をテーマとした新しい会合を設定するというニュースもとてもうれしいです。