花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

熱中症にご用心

2007-08-14 01:00:07 | Weblog
            熱中症体験談


小学生の頃
朝礼の日、校長先生の話が長すぎて、汗がダラダラ流れる暑さの中で、
耳鳴りが始まり、頭痛がして、吐き気とともに、記憶がツ~~~~ン~~
消えてゆき、崩れ落ちてゆく脱力感とともに、意識を失った。

暑い、早く朝礼が終わって欲しい、緊張感、脱力感、だるい、、、
汗が、冷や汗に変わってくる、

気温28度を超えて、炎天下に集合せざるを得ない時、
この経験を生かして、細いさらしの布に薄い保冷剤を巻き込み、衿の下に入れて
頚動脈を冷やすようにしている。
ぬれたハンカチをビニールに入れて、ポケットに忍ばせ、頭をぬらす。

之が意外に効力を発揮する。

50代半ばに、
炎天下の東京に、掃除、洗濯、に行ったときのことである。
学生時代だった息子のために、30枚ほどの木綿のTシャツを洗って、
ベランダで干していた。

何十年ぶりに、小学校時代の記憶の中の耳鳴りが始まった。
すぐに、風呂場に這ってゆき26度の水のシャワーを浴びた。

体は少しづつ、冷え始め、耳鳴りは治り、ともかくピンチは切り抜けた。

そして60代の今、
体温の調節が実に下手になった老体の自分を自覚する。
札幌は今日は34度。

全ての仕事を取りやめて、26度の除雪にスイッチを入れっぱなしで、
一日家の中の仕事に切り替えた。

病気になる前に病気を防ぐ知恵が身についた。

60歳になってから、コマメに検診に通うようになった。

腸の力も、骨盤底の筋肉も、腹筋も、まるでだめになってゆく。
夜、9時を過ぎてから、10時閉店のCOOPに車を飛ばし、
10時まで、店内を歩き回り、最低の筋トレを兼ねて、
アイスクリームを5個買ってきた。

札幌が涼しいと思って、旅にいらした皆さん、
熱中症に「御気をつけてくださいませ。」

素晴らしい夏の旅を油断なくお過ごしください。
歳をとると、電解質飲料持参で炎天下の水分をお忘れなく。

     老婆心より、 夏の北海道の美しい思い出の為にも、、、。


ぎらぎらと 炎天下避け 大輪の 山百合の花 一位の木陰