お父さんと呼び続けた人生の旅友
いろいろな事がありました。
山坂、海をわたり、
ひたむきの医療に生きた
医療家族の私たち。
人生の晩年という言葉の似合わない、、、お父さん!
桜咲く、名古屋で、
読影の試験に合格しました。
いいですね、
いくつになっても
試験を受ける気力と努力!
「試験が終わったら、伊勢とか、京都とか、
一緒にいってみないか?」
何度、お断りしても、時間貧乏なうちのお父さん!
ついでに、どさくさのうちに約束を果たそうとする、、、
情けないほど、真面目な義理と責任感!
人生の「旅行に連れてゆくから、、、と口ばかりの約束を」
「学会」とか試験とかのついでに、盛り込もうとする
お誘いとは言えない、仕事の延長!
ありがとう、、、又の機会にね。
お父さんは、一人ぼっちで、名古屋まで試験を受けに行った。
一人ぼっちで行ったから。
問題用紙を集中して見たのでしょう!
半分以上の受験者が、惜敗したにもかかわらず、
お父さんは「合格!!!さくら花咲く合格!の花。」
かくして長いはずの人生なのに、
私たち夫婦は
まだ、二人きりで海外旅行にも行ったことのない夫婦なのですよ。
ね!「お父さん!」
とうとう、ダーリンとか、「あなた」とか呼ぶ機会がありませんでしたが、
実に、勉強し、働き、働き、又働いた結婚40年でしたね。
とりあえず、「桜花咲く、笑顔の花咲いた、、、春一番でした。」