花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

札幌市内で開催!クリにカルパス学会へGO!(^^)

2007-09-24 00:20:21 | Weblog
札幌の手稲渓仁会病院が当番で
クリにカルパス学会が10月5日、6日に
「札幌市内」で開催されるので、
私も、皆さんと同じように友人を誘って、
誘い合わせて、聴きにゆく約束をしました。

多職種の国家免許を取得している
免許集団であり、
しかも
年齢の層が様々なプロ集団が、
各々の職種の間にある情報を共有し、
お互いのプロの立場で
「最大限に主体をもって参加している」
実践のデータ-情報や、
医療現場からの
クリにカルな体験から来る疑問や、
解決へ向かっての実践など聞耳たてて参加してきます。

最近覚えたのですが、

「アウトカム」「バリアンス」「クリにカルインディケーター」「ベンチマーク」等‥
一部分、専門用語が出てきていますが、

治療のプロセスで望ましい結果や目標を「アウトカム」と表現しているようです。

又、アウトカムに表現されたようには行かない状態を
「バリアンス」といってるようですね。

つまり、

「アウトカム」が達成されないと「バリアンス」ということなのでしょうね。

現場からの声を聴ける学会は、PCで「用語」を調べてみると、
ナ~~~んだ!こんな意味か!ってすぐわかりますよね。

各病院からの「アウトカム」や「バリアンス」「クリニカルインディケーター」等など、、
共有する情報によって、

「病院の座標のようなものがわかるでしょう!?」

そのためにも、情報を標準化してゆくということが
大切になってくるわよね!?
メールでは,入院日数の数え方が,議論されています。

「標準化」って、
PCの無い時代には考えられない膨大な事務の統計がいるわよね!?

こんな事が出来るようになって、
クリにカルパスが当てはまる疾患や手術が、
メニュウのように予定が組めるなんて、

患者さんにとったら、すごいメリットだと思えます。

十年先には、
札幌の、、、
北海道の、
300床以上の病院は、
きっと!!!!!!!

ほとんどパスを運用しているという時代が来るような予感がします。!!!

私の秘密をお話しましょう!
。。。。。○×△■。。。(^^)

気楽に体験談としてお話しましょう。
患者の私から見た、
クリにカルパスの原型のような体験だと気が付きました。
    じつは、、、、、、(--)

2歳半のとき、大やけどをして、
完治まで7回も手術を受けた経験があります。

外科医だった父が、
骨が成長するようにと、皮膚をZ字にカットして、
骨を露出させたまま、毎日アクリノールで消毒し、
骨の成長を守ってくれました。

細やかなカルテの記録を、
京都大学医学部の形成外科のK先生に渡し、

何年も、私の傷の情報を大学と共有し、
私の皮膚は、形成され、完治しました。

その後、警察病院に、形成外科のスーパードクターが
アメリカから、術式を学んで帰られ
私は、医学の発展の最先端の恩恵を受けました。
日本にまだ、形成外科が無かった時代から、
O先生によっての幕開けの時にあたりました。

外科医だった父のおかげで、
同じ外科のジャンルなのに、整形も、形成も移植も
それぞれにスーパープロの先生が存在する事を知らされました。

実に、クリにカルパスの考えが、
60年前に
私の大焼けどの治療に手書きのカルテによって
情報が共有されました。
パスの考えが
使われていた事になりませんか?

京都大学の入院室で、
他の入院患者さんの
牛乳ビンを運んだり、
新聞を配って歩いたり、
幼い少女の私は、
皆にかわいがられ、
看護婦さんたちも、
ちょこまかとあちこちの部屋に訪問する幼い私を、
怒る事もしないで、
ニコニコと接してくれたのを今でも思い出します。
当時、
京都大学の病院の廊下は走るとギシギジと音がして、
ソート、ソート歩いたのを忘れられません。
結核の患者さんもいたからです。

婚期に入った頃、
青年外科医だった(後に私の夫となった)彼は
右手の傷跡を見て、

「誰が手術したんだ!この見事な手術は誰が執刀したのだ!?」と、
興奮して傷を見ていました。

「父と、京都大学のK教授と、警察病院のO先生」と看護婦さんのおかげです。」
答えると、
外科医の中では知らない者は少ないという有名な先生だそうでした。

結局!私の夫は、
私に惚れて結婚したのではなくて
治るはずの無い大焼けどが、三人の医師のチームプレーと
17年も、娘の手術と付き合った、母親の根性にほれたようです。

こういうのを
「怪我のこうみょう」というのでしょうね!!!(^^!

それでは、、、、皆さん!会場でお会いしましょうね!

多職種参加でチーム医療がもたらすメリット

2007-09-09 01:44:52 | Weblog
      クリにカルパス学会まで、、、あと、1週間と余

  
 沖縄から、九州から、北海道まで、全日本の医療人の多職種の頭脳が、明日の医療を
 語っている、「抄録は、立派です。実に厚く重く、読むだけでも、目から鱗が落ちます。」

北海道に「クリにカルパス学会がやってくるなんて!!!!!チャンスです。」

       10月5日  10月6日

      ロイトン と 厚生年金会館の両会場でお会いしましょう。

私、今日は、
外国からの招待講演の英文を抄録で読んでみました。
ちゃんと、日本語の訳がついています。

ヨーロッパ゜にも
「パスによる医療管理を学ぶ研究者や管理者、医療者の国際的ネットワークが
あるのですね。(EPAと訳されています)」

つまり、クリにカルパス学会は「インタナショナルな学会」なのですね。

それが、「北海道で開催されるのですから!」
北海道の医療関係者が地元で
「クリにカルパス」と出会うのも、
人生の出会いでありますネ!

外科医だった私の父はよく
こんな事を言っていました。

「病気は患者さん自信が治すのだよ、
治療の条件を最高のところまで持っていって
治癒のサポートをするのが医師なのだよ。」、、、

「温故知新」と申しますが、
患者さんと、
その家族、
患者さんをサポートしている周りが
情報を共有して、
一枚岩になって病気にアタックする姿勢の中に
素晴らしい連携を見つけました。
現場のかかわっている人たちの体験からの研究発表が楽しみです。

              Y(QQ)Y

「灯下親しむ秋」である。

学会の日時もすれすれで重なり合っている。

発表する先生方は
聴いてる私達の100倍は時間をかけて
この日のためにスライドを用意して、
原稿も推敲に推敲を重ね発表されるはずである。

こうした学会をサポートする
一人一人のご苦労を思うと
戴いた案内状を無駄にしないように、

会場のはしごが始まる秋である。
新たに入会した
「クリにカルパス学会」に関しては
まだまだ未知の事でいっぱいです。

北海道では
正直に言って
「クリにカルパス」ってなに?
という段階の医療人がほとんどである。
本州で、300床以上の病院の
80パーセントが
実際に「パスが運用されている!」という
去年の抄録の一行を読んだとき、

「知らないでは済まされない!」と思った。

人間一生勉強である。

勿論「患者さんの症状、様態、精神、、、等‥]
全てが先生なのだから、
柔軟に感受する鋭さもいるだろう。

ここからは
IT革命によるクレパスに
落っこちないように
医師、看護師、薬剤師、コメディカル、医療事務
、、、多職種とのコラボレーションで
より良い医療に発展していって欲しいと願っています。

医療に関して素人の
「権力」や「政治」や「金儲けの会社」によって
医療の心を無視して、
駒として配置される事が
有ってはならないと痛感している。

医療を理解する事は至難の技がいる。
自分が病気になって、はじめて、
その片鱗を垣間見る事が出来た私です。

クリにカルパスは、
医療現場の各ジャンルのプロ!すなわち
国家免許保持者、医療のプロ集団、
専門事務、コメディカルの多職種のスタッフが
患者さんの家族と連携して
より良い医寮のための

コミュニケーションを促進する。

プロの皆が一枚岩になって
治療に参加する事によって
役割を分担し
はじめて運用されてゆく。

それだけに、
患者さんにとってはメリットも多いと考えられる。

10月5日、6日、は
北海道にとって
「新しい考え方を学びたいと」
今から、下準備のつもりで、
あれこれと、
パスに関する本を読み続けています。

医療人が厚生省の意見に
参加してゆく事が
より良い治療を実践できるようになるのではないか、、、と、
期待しながら、
自分の役割を勉強しています。

クリにカルパスのような
チーム医療が普及すれば、
依存体質からくる、
誰かのせいにしないと生きられないという
自己中な訴訟など減るのではないでしょうか?

知識や身分や、社会的な権力は
臨床の経験の前には
空しい空回りであると思った。

パス学会では

多くの経験を聞けることを期待しています。

パスに適応する患者さんが、
適切で、無駄オ少ない治療期間で
スピーディに、的確に治療を受けるためにも
医療に関係している各ジャンルの職種の間に
各々の方法や主義の壁があったとしたら、
入院も長引きますよね。

その点、多職種間で話し合い
合意の下で

治療計画表をつくれば
やり方も方法も統一されるので


札幌の渓仁会病院で
私が手術を受けたときのように、

14センチの開腹手術で
腫瘍を摘出しても、
9日で退院できた理由がわかるような気がします。

パス学会が、
北海道にやってくるなんて
チャンスです。

聴きたい講演を塗りつぶしながら、
あらかじめ抄録を読んでいます。

        (^^Y
ロイトンホテルと
厚生年金ホールで待ち合わせた時間に
遅れないでね。
          Y (^^) m
     


クリにカルパスとの出会いが始まった

2007-09-01 13:27:06 | Weblog
           振り返れば5年前
           (^^

                 (^^! 思い出す!あの瞬間を!


札幌の「手稲渓仁会病院の入院室で!!」、、、
命と戦った過去がある。

身から出た錆びとは言え、
育児と仕事に追いまわされたからと、
言い訳にもならない理由で
「検診」を何年も怠った為、

私の腹の中には、
直径15センチのサッカーボールのような腫瘍があって、
手術を控えて、
不安と緊張で、
ベットに立ったり座ったりして、
順番を待っていた。

遺言も書いた。

日常雑貨も整理した。
あとは
「運の良い事を祈るだけだ!」

腹をくくってぼんやりと空を見ていた。

その時、
外科の先生が入ってきて、
「今回の入院から退院までの時間割ですョ」と、
渡してくれたのが

今、私が会員として出会った
「クリにカルパス」であった。

治療の予定が
一日の時間割になって表になっている。

この瞬間

「次に何をやられるのかな?」という
受身だった精神が逆転して、

このスケジュールに沿って、
ベストを尽くして、
病院のケアをうまく受理できれば
『合格』だな!』と。

実に!、、、、!!!

治療に向かって
患者の私も、スタッフのように
能動的に参加できる心のゆとりがが生まれたのである。

「クリにカルパス」の表によると

硬膜外麻酔なので、
意識はうっすらとあるはずである。
手術前には、
気持ちが落ち着くような
「麻酔導入薬剤」の事も書いてある。

気持ちがすっかり落ち着いて
主体を持って手術室に向かえた。

術後37,8度という発熱の出たとき、

38度をぐんぐん超えるようであれば、
消炎鎮痛のある解熱剤をもらおうと、
訴えないで待機できた。
自分でも治療に向かって、
反応性の熱か炎症か考える余裕も出来ていたのだった。

余裕の中での痛みは
恐怖ではありません。

患者として、
時間待ちという
冷静なひと時を過ごせたのであった。

傷口も予定より早くふさがり、
9日で退院になった。
15センチの開腹手術が9日で家に帰れたのであった。

患者の実行するべき行動の時間割を忠実に守り
パスの時間割をこなせたので、
達成感もあった。

あれから5年「マーカー」も健康の印を示し、
心身はいたって健康な体で
60歳まで職場にも復帰していた。

さて、、、、、
本州の300床以上の病院の8割が、、
、パススを実行しているというのに、
北海道は『これから!』である。

私は薬剤師として、
パスがいかに合理的かを感じたので
自分も今回
「会員として登録しました。」

専門医である息子も、

病棟薬剤師として、
リスクマネージメントを論文報告している息子達も

パスの学会員として、
「母さん、
パスはね、1980年ごろアメリカの看護師の治療計画が元で
発展してきたんだよ!」

と、教えてくれた。

「IT革命は
医療現場の増えつづける記録、
記録の為の記録、
看護師の申し送り、
申し送りの為の記録、、、と
不合理な人件費を合理化で、効率化を図るんだよ」

薬剤師の息子が教えてくれた。

「時間割道理上手くいく場合、
ハプニングが起こる場合、
合併症など途中で介入事項が出てきた場合、、、

様々な場合の情報を
病院が一枚岩になって共有し
早急な対応を出きるように、
記録を持ち寄り
データ-として収集し分析し、
各施設や病院の比較をして、
医療の「標準化」を計画しているんだよ」

ベンチマーク、、、って知ってるかな?
まあ、、そんな専門用語は学会で聴けば良いよね。

専門医の息子があとを続けた。

「な~~~るほどね!!!」
自分の手術の経験と重ねて、考えて見た。

「IT革命がもたらした標準化への医療は、
病気や手術の種類によっては、
患者様の精神を
主体的に治療に参加させる、、、、
すご~~~いツールではなかろうか?!」

体験してみて、之は実感である!

札幌で、
10月5日、6日と
「私が腫瘍を手術してもらった
手稲渓仁会病院」の当番で

ロイトンホテルと
厚生年金会館を会場に
「クリにカルパス学会」が開かれる。

手術で命拾いした私にとって、
8000円の事前登録費は感謝の寸志にも満たない安い値段である。

こうした知識を
しっかり頭に入れて、
息子達の時代に合流して、
明日の人生に
何時も目を向けてゆきたいと思っています。

之を読んでくださった皆さん!
会場でお会いしましょうね。


          (^^

充実のひと時を君と、あなたと過ごせる事を期待しています。