真央嬢の氷上の上での美しきスポーツとエレガンスと
素直な純粋な情熱が伝わってきました。
キムヨナ嬢に関しては、氷上というよりは
氷が形を変えてキムヨナ嬢という精になって、
姿を変えて、舞っているような、氷の延長線上のような
一体感がありました。
技と、芸術性と音楽と構成と、水色のウエアが
すべて、氷上で融け合い
摩擦のない世界の不思議な流動性がありました。
たぶん、、、
この違いは「点数」ではなくて
女性としての女の感性のようなものが
キムヨナ嬢の方が「体得していらっしゃったのでは?」と思いました。
男性に女性がリードされるように
氷にリードされて、氷の引力に身をゆだね
全身で氷の囁きに、、、囁き返していたような
恋する女性のように、、、氷に恋をしていた感じがありました。
観ている方も
「氷の精の舞うなめらかな、摩擦のない動線に魅せられました。」
金とか銀とか点数とか、、、
悔しいとか、、、負けた勝ったの世界ではなくて
真央嬢には女性として成熟するのが楽しい待ち時間です。
必ず、真央嬢にも、転機が訪れて、
美しい肢体は、のびのびと、華やかに、氷と戯れる
恋する一体感のように、
氷の声を聞きながら導かれるように銀盤を舞う日が見えるようです。
もしかしたら、、、キムヨナ嬢は
ペアダンスのように、銀盤を相手に踊っていたのかもしれませんね?!
不思議な空間を魅せていただきありがとう。
美姫嬢は、形が既にクレオパトラの姿だったので、
彼女のスケートのあでやかさが、
衣翔の印象の強さが干渉波となってしまい、、、
本来の彼女のデリケートさが
隠れてしまったのは
ほしかったと思いましたよ、、。
明子嬢は本当に彼女らしく美しく可愛く華やかに
楽しませてくれましたね。
子供にも、大人にも老若男女問わず、皆微笑んで
楽しい、楽しい滑りに、引き込まれました。
私的には、、、
各々の世界が美しく華やかに氷上に咲き誇る花のように
音楽と、独特の世界と、情熱と、炎のような主張があって
素晴らしく贅沢な時間を楽しみました。
キムヨナ嬢は、氷に滑らされているような
無我の舞だったと思いました。
支えたコーチの心が地球規模の器だったのでしょううか?
それともキムヨナ嬢は地球を信じるように
自分をも信じれたのでしょうか?、、、お見事でした。
年をとってもこんな良い時間をいただけるなんて、、、
長生きすることはいいもんですね。