花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

フィギャスケート、、、

2011-11-14 23:38:39 | Weblog

楽しかった!
鈴木選手は以前と次元が違いましたね、、、

    スケート履いたままで生活したのでしょうか?
    靴が違和感が無かったですね。

    練習のたまものでしょうか? 

別の人を見ているようでした。
とても、素敵でしたね!

真央さんは 
大人の女性になってきましたね(^^

美しい真央さんに、

しなやかさと
花の香りが漂い始めましたね、、、

アスリートの素敵と
歯切れのよさと

少年のようなりりしさと
まっすぐな一生懸命が
ミックスして

女性に脱皮してゆく愛の世界に、
新しい大人の真央さんに変身するのか

とても楽しみです。

美しかったですよ!!!

音楽が真央さんによって
目で見えるようでした。


******************

小塚選手も
これから楽しみな選手ですね。

高橋選手の情熱的な表現はすばらしいですね。

小塚選手は
別なタイプの雰囲気を持っていますね!

見つめてしまいます。
淡白な端整な日本の美男子。

この人が

日本舞踊のような
しなやかな、表情を見せると
美しいですね。

きっと!



五郎とか吉野山とか、弁慶とか、御所車とか
内に秘めた激しい感情を

指先、手首、腕、肩、背中で
したたかに表現しながら、

曲に合わせて
会場を巻き込んでいったら
純日本のフィギャが
銀板の上で

物語を伝えるかもしれないなどと
勝手に想像してしまう。


何か感じる、、、この魅力は
きっと、
世界を惹きつけるに違いないと
思ったりしている。

大切な「品」が備わっているし
音楽に入っていって、楽しそうに見えるし

何か、、、「天然」の良さが伝わってきます。

一番とか優勝とか、無関係に
無念無想で
スケートに乗って
スピードに身を任せ
銀板で歌舞伎の見栄をきって遊んでいてほしい。

音楽に溶け込んでしまっている彼の
孤高の、自問自答の表情は、、、冷たい感じもする。
若武者の姿かな

敦盛かな?

日本画の中から
白い馬が出てきて
湖畔を駆けるイメージが
沸いてきます。

アレグロで
ひよどり超える義経かな?

インフルエンザの季節

2011-11-09 18:27:02 | Weblog
早いものですね
札幌では、家々の小さな庭に
冬囲いの、ミニミニ雪吊が始まりました。

束の間の
「燃える秋」が散り

重たいタイヤに履き替えた
旧式の乗用車からは

襟を立てた
恋人たちが降りてきて

敷き詰められた銀杏の葉の秋に
佇みながら冬に運ばれてゆく

松ノ木が好き!
それだけで、深い考えもなく赤松を植えた

子供たちも巣立ち
孫も3人

松の木は
大きな樹になっていた。

屋根を隠し
鶴が、片足で羽をいっぱいに拡げた姿である

我が家が天空に運び去られて行くのではと
毎朝気になり始めた。

吹雪が来れば
あたり一帯停電になりかねない。

断腸の思いで「松の木」の枝をすべて払った
樹は「裸の大将」のように姿を変えた

葉をすべて落とした松のイメージは
華麗な鶴の舞いから

彫刻の造詣の厳ついオブジェに変貌した。

枯れるかもしれないが
都市の電化生活の邪魔になる以上

せめて、40年の歳月の形だけは残したかった。

ごめんね、、、家族の一員だった樹よ。
枯れないでがんばってくれるかもしれないが、、、

70を過ぎた主には
もう、、、剪定に付き合える限界が来た。

舞子で見た姫松
いしで寺で見た3葉の松
お宮の松
なんとも優雅な五葉の松
沼津の御用邸の松

松は心の友である

一大決心で剪定を終えると
一挙に冬がやってくる

大自然のかけらのようなメッセージに答えて
冬支度が終わった今日。

孫子の為にも
家族のためにも
老いた自分の免疫を考慮し

札幌市がせっかく用意してくれたんだから
インフルエンザの予防注射をした。

健康を維持し
地球が病気にならないように

地球にも植樹の予防注射を忘れずに
PPTが日本の緑の心を剪定してしまわないことを

祈るような気持ちで
成り行きを見守りながら」

死滅させない剪定が
政治家の腕の見せ所ではなかろうか?

豊かな十勝
豊かな北海道全域

インフルエンザの予防注射を
冬に備えてしておくことが

今、唯一できることかもしれません。

地球はひとつかもしれません。
経済の数字で剪定してしまうことの怖さも知って

根っこは
自分の力でしっかりと、また芽を出すしかありません。

松の木よ
どうか、、、枯れないでいてよね。

日本に農地がなくなったら
オブジェ「日本」になってしまうかもしれない。

オブジェ日本のコンクリートの大地を
絶妙に動き回り、走り続けるロボットを

人口の増えることがない日本人と間違う日が
夢の中に出てきて、

ダビンチも
ノーベルも
ソフトバンクも

本当の事を証明したり、EBMの実証実行は
時には暴力のように「命」の恐怖でもあると

、、、老いるということは
時代についてゆけない感性にとどまってしまう、

地球よ!いつまでも緑多き星であれ!
海よ!いつまでも、魚の跳ねる命の海であれ!

宇宙よ
お前の正体は、、、何なのだ!

命の「生命論」は
原子爆弾のように、原子に向かうのか?!

孫たちよ!
爺婆が死んだあとも

地球に生まれた事を
かんしゃしてくれるだろうか?!

戦後の貧困時代を 新天地から  (戦後からの出発)思い立ったとき連載予定

2011-11-05 07:10:21 | Weblog

昭和49年、3歳になった長男の安全成長を祈って
羊が丘 水源地に囲まれた「たけのこ山」に

いつか、、、自宅をと祈りを込めて
ささやかな、
造成されたばかりの小さな区画を買いました。

あたりは、見渡す限りなだらかな丘。
たけのこ山!

振り返れば西側に
藻岩山の「スキーのゲレンデのライトアップ」。

郵便局が10分も歩くと、
家のようなドアで迎えてくれる。

赤いポストは、
唯一の知り合いのように立っている。

東京を離れて
いきなり「留萌」での生活が始まった。

札幌に澄み続けることが出来たら、、、!
故郷は遠くても
長男の教育には向いている環境であると思った。

日本は敗戦した。
敗戦の結果は
私たちが
修復する世代であると考えていた。

いつの日か、、、わからない。

ここに、、、自宅を建てよう、、、!
何も無いことは
何でも有る事かも知れない。

次男で
奨学金で進学した夫には
義務があった。

戦争成金や
戦後のどさくさを泳ぎきった一握りの者

金持ちと、
貧乏人に大きな段差があった。

戦後、皆が被災者であった。
皆、お金も、家も、戦火に消えていた。

住友、三井、三菱、、、国家の意思であるかのように
焼け野原の東京を買い続けていた時代であった。

北海道は希望の新天地であった。

東京よ!、、、焼け野原の、、、被災地よ!
私は、北海道に希望をつなげた。
8人兄弟のうち、3人が戦地の外国で死んだ。

私は長女の位になった。
軍医でぼろぼろになって
日本に、最後の連絡線で帰還した父。

外科医なんて、血潮の中が職場でしょう!
何で、、、
外科なんて、、、専攻できるんでしょうか?

今は「無給医」の夫は
てんこ盛りの、学問と、
当時は国家的な発令に近かった「博士」。

大学院生として、
日夜、動物の血管を実験学習しながら
人間への応用を考えていた。

捨てられた血統書のある犬たち。
お手も、伏せも、お座りも出来る犬たちが
現在の「バイパス手術」の
実験動物として
哀しい貢献をして、
医療発展戦争の中で死んでいった時代である。

自宅に帰るのは深夜であった。
借金経済をとりながら、
実験動物を買う医学研究者の先生方。

無給医の哀しさを
今も、ふるえがくる思いで、
振り返る。

とんでもない時代であった。

今は研修医にも月給が出るので
衣食足りて礼節を知る時代となった。

被災地に馳せ参じ
自腹を切って
精魂果てるまで
ローリング調査をした先生方の行動に
驚愕しながらも


祈るような気持ちで
戦後は終わった!と感じたものでした。

根っこの部分で
医師は、意思をつら抜ける
時代なのだと思えた。